No-music.No-life

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2016-01-01から1年間の記事一覧

音楽熱再燃

置き土産的な感じで癪ではありますが、音楽が好きな人から影響を受けて、久々に音楽熱が再燃してきた。 最近は登山熱が一番で、あとは読書、ライブみたいな感じで、昔のように「音楽大好き!」というほどの情熱はない感じだった。 けれどあの頃の音楽に対す…

ヤマノキロク ~2016年11月~

11月 5日:鍋割山(神奈川県) まともな丹沢登山は実はほとんど行ったことがありませんでした。 丹沢方面でも500m以下の低山が結構あるので、低山ばかりで、本格的な千メートル超えの山は大山以外では初めてかもしれません。 会社の人で登山をされるという…

これで最後なんて勝手すぎる

夢を見ていた。ひと時の、自分にとって都合の良いだけの、短い夢を。 夢から覚めたら、目の前にはなんて事のない現実。 別に今までの生活に戻っただけだし、死ぬわけではない。 ダメージは耐えられないほどではないし、時間さえあればきっと元通りになる。 …

いつもの朝に(下)

優太は、父が残した手紙に書かれた“福田ヨシ”を訪ねる。その女性は、優太を待っていたと言い、父から預かったというノートをくれた。そこには、父親の恐るべき告白が書き記されており、三十年前に起きた凄惨な事件が浮かび上がる。あまりに残酷な出自を知っ…

いつもの朝に(上)

成績優秀でスポーツマン、中学でミラクルボーイと呼ばれる桐人。そんな兄とは正反対で勉強が苦手の弟・優太。三年前に最愛の父を事故で失い、画家の母・沙羅と三人暮らし。ある日、優太は、父の形見のぬいぐるみ“ユータン”の中から、手紙を見つける。そこに…

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上)

月刊誌『ミレニアム』の発行責任者ミカエルは、大物実業家の違法行為を暴く記事を発表した。だが名誉毀損で有罪になり、彼は『ミレニアム』から離れた。そんな折り、大企業グループの前会長ヘンリックから依頼を受ける。およそ40年前、彼の一族が住む孤島で…

ヴィヴァーチェ 宇宙へ地球へ

妹を追って、地球を飛び立ったヤン。悲劇の末に、幽霊海賊船となったヴィヴァーチェ号と、傑物と名高い船長ライに強い憧れを抱く彼が乗り込んだ宇宙船内には、クルーの他に、妹に生き写しだが自らを王女と名乗る少女ウラ、彼女の忠実な護衛兵士スオウがいた…

小人の巣

中学の屋上から飛び降りる寸前、私は「小人の巣」というサイトを教えられた。 そこでは、シャーマンと名乗る人物が安楽死の方法を伝授してくれるらしい。いったい誰が、何のために? 教室で虐げられていた私は、シャーマンの提示する条件を満たし、指定され…

ホリデー・イン

「初めまして、お父さん」。 元ヤンでホストの沖田大和の生活が、しっかり者の小学生・進の登場で一変! 思いもよらず突然現れた息子と暮らすことになった大和は、宅配便会社「ハニー・ビー・エクスプレス」のドライバーに転身するが……荷物の世界も親子の世…

No.6 beyond

“NO.6”が崩壊してネズミは去り、紫苑は留まった。紫苑は再建委員会のメンバーとして、国家の激変を目の当たりにする。何があっても変わらないでくれと、紫苑に哀願して旅にでたネズミの真意とは何だったのか?遙か遠くの荒野からネズミの心は紫苑に寄り添う…

ヤマノキロク ~2016年6月~現在まで~

6月 裏高尾(東京都) どうしても山に行きたくて、一人で行ってきました。 高尾山のメインルートは一人で行くにはあまりにも淋しくなるほど人が多いのですが、今回は以前一度行った事のある裏高尾のコース。 この日は何だかんだとそれなりに人がいましたが、…

屋上の道化たち

まったく自殺する気がないのに、その銀行ビルの屋上に上がった男女は次々と飛びおりて、死んでしまう。いったい、なぜ? 「屋上の呪い」をめぐる、あまりにも不可思議な謎を解き明かせるのは、名探偵・御手洗潔しかいない! 島田荘司さんの御手洗シリーズ第50…

花が咲くとき

札幌で暮らす小学六年生の瀬川大介には、自らの鬱屈を晴らすささやかな楽しみがあった。 それは隣家に住む、指が二本ない謎の老人佐藤北海が見守る貧弱な樹がつける花芽を削 り取ること。開花を待つ北海の喜びを奪うことで、不満を溜めた老人が“暴発"するこ…

SCOOP!

写真週刊誌「SCOOP!」に所属し、数々のスクープ写真を撮ってきたカメラマンの都城静。しかし、今ではギャンブルに溺れている上に借金に追われつつ、フリーランスのパパラッチとして生活していた。そんな中、「SCOOP!」に配属されてきた新人記者・行川野火と…

何が困るかって

子供じみた嫉妬から仕掛けられた「いじわるゲーム」の行方。夜更けの酒場で披露される「怖い話」の意外な結末。バスの車内で、静かに熾烈に繰り広げられる「勝負」。あなたの日常を見守る、けなげな「洗面台」の独白。「鍵のかからない部屋」から出たくてた…

永い言い訳

人気小説家の津村啓こと衣笠幸夫の妻で美容院を経営している夏子は、バスの事故によりこの世を去ってしまう。しかし夫婦には愛情はなく、幸夫は悲しむことができない。そんなある日、幸夫は夏子の親友で旅行中の事故で共に命を落としたゆきの夫・大宮陽一に…

愛について

人はただ愛されたいと願うのに、なぜ、愛にわがままになってしまうんだろう。今カノ、元カノ、忘れられない女、未知の女…白岩玄初の異色恋愛小説集。 白岩玄さんの本です。 「野ブタ。をプロデュース」「空に唄う」を読んで、文藝賞受賞作家らしく、当然私…

せん-さく

「俺、帰りたくなくって」29歳の主婦・典子は、ネットのオフ会で知り合った15歳の遼介から別れ際、告げられる。典子は家出を思いとどまらせようと少しだけつきあうことにしたが、彼はなかなか帰らない。道行きの途中、二人は遼介の級友の両親が殺され、…

何者

就職活動の情報交換のため集まった大学生の拓人、光太郎、瑞月、理香、隆良。海外ボランティアの経験や業界の人脈などさまざまな手段を用いて、就活に臨んでいた。自分が何者かを模索する彼らはそれぞれの思いや悩みをSNSで発信するが、いつしか互いに嫌悪…

映画「聲の形」

西宮硝子が転校してきたことで、小学生の石田将也は大嫌いな退屈から逃れる。しかし、硝子とのある出来事のために将也は孤立し、心を閉ざす。5年後、高校生になった将也は、硝子のもとを訪れることにし……。 声:入野自由/早見沙織/悠木碧/小野賢章/金子有希/…

僕だけがいない街

パッとしない漫画家でフリーターの藤沼悟は、事件や事故を看破するまで時間がループする現象・再上映(リバイバル)が起きるようになる。何度もリバイバルを経験する中、母が何者かに殺害され彼は突如18年前に戻る。小学生のころに起きた児童連続誘拐殺人事…

エムブリヲ奇譚

社寺参詣や湯治のため庶民は諸国を旅するようになった。旅人たちは各地の案内をする道中記を手に名所旧跡を訪ね歩く。『道中旅鏡』の作者・和泉蝋庵はどんな本でも紹介されていない土地を求め、風光明媚な温泉や古刹の噂を聞いては旅をしていた。しかし実際…

ふたつのしるし

「勉強ができて何が悪い。生まれつき頭がよくて何が悪い」そう思いながらも、目立たぬよう眠鏡をかけ、つくり笑いで中学生活をやり過ごそうとする遙名。高校に行けば、東京の大学に入れば、社会に出れば、きっと―。「まだ、まだだ」と居心地悪く日々を過ご…

今はちょっと、ついてないだけ

かつて、世界の秘境を旅するテレビ番組で一躍脚光を浴びた、「ネイチャリング・フォトグラファー」の立花浩樹。バブル崩壊で全てを失ってから15年、事務所の社長に負わされた借金を返すためだけに生きてきた。必死に完済し、気付けば四十代。夢も恋人もなく…

年下のセンセイ

みのり28歳。恋は3年していない。美味しい料理があって、気が置けない友達がいて、わたしの生活はどうにか回っている。そんなとき、通い始めた生け花教室で、8歳年下の透と出会い…。でも、この気持ちは封印しなければいけない。 中村航さんの本です。 ↑この…

逆説の日本史21 幕末年代史編4 高杉晋作と維新回天の謎

高杉晋作が長州・功山寺で決起した1865年から、大政奉還、王政復古の大号令を経て明治維新がなる1868年までの激動の4年間を通して、「明治維新とは一体何だったのか?」を鮮やかに解き明かしています。 本巻でも、「坂本龍馬暗殺の真犯人は誰だ?」「『討幕の…

とっぴんぱらりの風太郎 下

和議成立ののち、平穏な日々が戻ったのも束の間、血なまぐさい因縁が風太郎を追い立てる。やがて訪れる最後の大決戦。燃え盛る大坂城目指し、だましだまされ、斬っては斬られ、忍びたちの命を懸けた死闘が始まる。崩れ落ちる天守閣、無情の別離、託された希…

とっぴんぱらりの風太郎 上

天下は豊臣から徳川へ。度重なる不運の末、あえなく伊賀を追い出され、京でぼんくらな日々を送る“ニート忍者”風太郎。その運命は一個の「ひょうたん」との出会いを経て、大きくうねり始める。時代の波に呑みこまれる風太郎の行く先に漂う、ふたたびの戦乱の…

逆説の日本史20 幕末年代史編3 西郷隆盛と薩英戦争の謎

幕末の雄藩、薩摩と長州。「禁門の変」以来、犬猿の仲であった両藩を坂本龍馬が仲介し、「薩長同盟」が成立したことはよく知られています。では、禁門の変以前の両藩の関係はどうだったのか? じつは大変良好な関係でした。それどころか、長州藩士・久坂玄瑞…

大日本サムライガール9

「私こそが独裁者であるべきだ」 同盟国であるアメリカ大統領クロード・ウォーカーから世界に向けて“危険なナショナリスト”と批判された日毬は、アメリカ世論を一挙逆転すべく、颯斗と共に渡米する。日本の頂(いただき)に立つための、日毬と颯斗の最後の大…