みのり28歳。恋は3年していない。美味しい料理があって、気が置けない友達がいて、わたしの生活はどうにか回っている。そんなとき、通い始めた生け花教室で、8歳年下の透と出会い…。でも、この気持ちは封印しなければいけない。
中村航さんの本です。
↑この上みたいなあらすじだと、やけに陳腐な感じになっちゃってますが、実際はもっと爽やかで恋がしたくなる感じです。
28歳で8歳も下の人といい感じになってしまったら、、そりゃ自分の気持ちに蓋をしようと思うよね・・・分かる、うん。だって私はもうそんな下の人を恋愛対象にさえしないもの。
この8歳年下の相手が年齢の割にかなり落ちついていて大人っぽいのと、遊びでなく本気でみのりのことを好きになってくれた人だったからこそのハッピーエンドなのかもしれませんが、後半にかけてのいつもの中村節が可愛らしくてたまらないですね。
個人的に中村さんが描く女の子は可愛いのでとても好きなのですが、今回はこの「センセイ」も好きなキャラクターでした。こんな素敵な恋だったら年下でもいいかもね(笑)
（4点）
