No-music.No-life

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2015-01-01から1年間の記事一覧

武士道ジェネレーション

あれから六年、大学を卒業した早苗は結婚。香織は、道場で指導しながら変わらぬ日々を過ごすが、玄明先生が倒れ、桐谷道場に後継者問題が―。 誉田哲也さんの本です。 まさかあの大好きな「武士道」シリーズの続編を読めるとは・・・! シックスティーン、セ…

朝が来る

「子どもを、返してほしいんです」親子三人で穏やかに暮らす栗原家に、ある朝かかってきた一本の電話。電話口の女が口にした「片倉ひかり」は、だが、確かに息子の産みの母の名だった…。子を産めなかった者、子を手放さなければならなかった者、両者の葛藤…

インデックス

所轄に異動し、幅広い事件捜査に、日夜全力で挑む姫川玲子。 忙しい日々の中で、玲子はようやく、本部復帰のチャンスを掴んだ。 ただ、捜査一課に戻るなら、あの仲間たちを呼び戻したい──。姫川班、再結集なるか!? 誉田哲也さんの姫川玲子シリーズ最新刊。 …

夏の裁断

小説家・萱野千紘の前にあらわれた編集者・柴田は悪魔のような男だった―。過去に性的な傷をかかえる女性作家。胸苦しいほどの煩悶と、そこからの再生を見事に描いた傑作。 島本理生さんの本です。 あーこれ芥川賞候補作だったやつなんですね。 結局「火花」…

きのこ帝国「猫とアレルギー」

名盤きました。 私はきのこ帝国を知ったのが本当にここ最近のことで、インディーズで活躍している頃の曲はほぼしりません。 確かラジオで聞いて気になると思ったんだったか・・・。 それで前作の「フェイクワールドワンダーランド」を買うか買うまいか迷って…

これからのライブ予定

12月5日(土) APOGEE×GREAT3 ライブ GREAT3は全然曲を知りませんが、APOGEEの年内最後のライブ、新宿というのも行きやすいので早速チケットを取ってしまいました。 12月26日(土) SOIL&"PIMP"SESSIONS@モーションブルー横浜 この前の阿佐ヶ谷のジャズフェ…

さよなら、ニルヴァーナ

「少年A」に人生を変えられた人々の物語 少年犯罪の加害者、被害者遺族、加害者を崇拝した少女、その運命の環の外にたつ女性作家。「少年A」は彼らに何をもたらしたのか。 窪美澄さんの本です。 今感想を書こうとしてAmazonのレビューを見て驚きました。 今…

2015年11月3日(火)the telephones presents "Last Party" ~We are DISCO!!!~@さいたまスーパーアリーナ

もうセットリストを覚えていられないし、ライブレポを記録する時間と気力がなく、ライブレポートは書けないだろうなと思っていたのですが、今日はちょっとだけ書きます。 すみません。 テレフォンズのラストライブだというのに、凛として時雨・Syrup16g・…

透明カメレオン

ラジオのパーソナリティの恭太郎は、冴えない容姿と“特殊”な声の持ち主。今夜も、いきつけのバー「if」で仲間たちと過ごすだけの毎日を、楽しくて面白おかしい話につくり変えてリスナーに届ける。恭太郎が「if」で不審な音を耳にしたある雨の日、びしょ濡れ…

バクマン。

優れた画力を持ちながら将来の展望もなく毎日を過ごしていた高校生の真城最高は、漫画原作家を志す高木秋人から一緒に漫画家になろうと誘われる。当初は拒否していたものの声優志望のクラスメート亜豆美保への恋心をきっかけに、最高はプロの漫画家になるこ…

思い出のマーニー

心を閉ざした少女杏奈は、ぜんそくの療養を目的に親戚が生活している海沿いの村にやって来た。そんなある日、彼女の前に誰もいない屋敷の青い窓に閉じ込められた、きれいなブロンドの少女マーニーが姿を見せる。その出会い以来、杏奈の身の回りでは立て続け…

図書館戦争 THE LAST MISSION

年号が昭和から正化になってから33年、関東図書隊のタスクフォース所属の堂上篤と笠原郁は、日々理不尽な検閲から図書を守るため奮闘。彼ら図書隊は、全てのメディアを取り締まりの対象とするメディア良化委員会と激しいつばぜり合いを展開していた。読書と…

少女(文庫版)

親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら、死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考…

僕は小説が書けない

生まれながらになぜか不幸を引き寄せてしまう光太郎。引っ込み思案で心を開くことができず、親しい友人もいない。血のつながりのない父親との関係をはじめ、家族との距離感にも悩んでいる。高校に入学した光太郎は、先輩・七瀬の勧誘により廃部寸前の文芸部…

心が叫びたがってるんだ。

活発な少女だったものの、ある事を話したことで家族がバラバラになった上に、玉子の妖精にしゃべることを封印された成瀬順。そのトラウマが心に突き刺さり、隠れるようにして生きていく。ある日、通っている高校の地域ふれあい交流会の実行委員会のメンバー…

大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル

他人から理不尽な仕打ちを受け相手に憎しみを抱いてしまっている若者や、スクールカーストがはびこる教室や空気を読み合う狭い人間関係に息苦しさを感じている若者たちへのメッセージ。高校時代に級友に傷つけられその精神的ダメージに長く苦しめられてきた…

匿名者のためのスピカ

「高校生のとき恋人に監禁されたことがあるの――」 法科大学院生の笠井修吾は同級生の館林景織子(きょうこ)に、衝撃の過去を告白される。いまでもその彼らしき人物から執拗なメールが届くと怯える景織子を修吾は守ると誓った。交際を始めた二人だったが幸…

家族シアター

同じ中学校に通う姉は、「真面目な子」。褒め言葉のようだけど、実際は「イケてない」ことの裏返し。 こんな風には絶対になりたくない――だけど、気にせずにはいられなかった。 (「妹」という祝福) 息子が小学校六年生になった年、父親中心の保護者会「親父…

七つの怖い扉

「ねえ、私、生まれてから一度も“怖い”と思ったことがないの。あなたのお話で、私に“怖い”ってどんなものか教えて下さいな」―。ある作家は哀切と戦慄が交錯する一瞬を捉え、またある作家は「予感」でがんじがらめにする秘術を繰り出した。そしてまたある作…

ヤマノキロク(2015年~現在まで)

1月 浅間山~権現山~弘法山~吾妻山(神奈川) →300m級の低山を巡るハイキングコース。冬でも安心して登れます。 2月 渋沢丘陵(神奈川・秦野) →ハイキングというか、ウォーキングでしたが、春の訪れを感じるほのぼの歩きもたまにはいいです。 4月 天覧山…

ちょっと今から仕事やめてくる

ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。なぜ赤の他人をここ…

Red

三年間もセックスレスじゃなかったら―大人の恋愛と官能の世界。妻、母を生きる女が一線を越えるとき、そこにはどんな世界が待っているのか―。充実した毎日を送っていたはずの女は、かつての恋人と再会し、激しく身体を重ねた記憶に導かれるように快楽の世界…

ブルーマーダー(文庫版)

池袋の繁華街。雑居ビルの空き室で、全身二十カ所近くを骨折した暴力団組長の死体が見つかった。さらに半グレ集団のOBと不良中国人が同じ手口で殺害される。池袋署の形事・姫川玲子は、裏社会を恐怖で支配する怪物の存在に気づく―。圧倒的な戦闘力で夜の街…

ライブ参戦予定

ここ最近のライブ 6月:ゲスの極み乙女 ワンマン@幕張メッセ 8月:ROCK IN JAPAN FES 2015@ひたち海浜公園(ゲス/きのこ帝国/スピッツ目当て) これからのライブ予定 10月:OGRE YOU ASSHOLE×Spangle call Lilli line →オウガのライブは久々で最近CD買…

悩んだときは山に行け! 女子のための登山入門

山で人生変わった女子がおくる、“笑えて使える”登山コミックエッセイ。 鈴木みきさんの本です。 いやー良かったです。これはもううんうん頷きながら読ませていただきました。 登山入門、と銘打っている割に全然入門のノウハウとかないじゃんよ、と思います…

火花

お笑い芸人二人。奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷、彼を師と慕う後輩徳永。笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。神谷は徳永に「俺の伝記を書け」と命令した。彼らの人生はどう変転していくのか。 話題のピース・又吉直樹さ…

願いながら、祈りながら

まるで時の女神が回収し忘れたようだ。北の大地の片隅に、ぽつんとたたずむ中学校分校には、一年生四人と三年生一人が学んでいた。たった五人でも、自称霊感少女もいれば、嘘つきな少年もいる。そこに赴任してきたのは、まったくやる気のない若い教師。けれ…

よるのふくらみ

その体温が、凍った心を溶かしていく。29歳のみひろは、同じ商店街で育った幼なじみの圭祐と一緒に暮らして2年になる。もうずっと、セックスをしていない。焦燥感で開いた心の穴に、圭祐の弟の裕太が突然飛び込んできて……。 窪美澄さんの本です。 凄く好き…

ミツハの一族

未練を残して死んだ者は鬼となり、井戸の水を赤く濁す。そのままでは水源は涸れ、村は滅んでしまう。鬼となった者の未練を解消し、常世に送れるのは、“ミツハの一族”と呼ばれる不思議な一族の「烏目役」と「水守」のみ。黒々とした烏目を持つ、北海道帝国大…

森に願いを

僕は死に場所を探しに、この森に入った―― 登校拒否の息子を持つ母親、自分に合った仕事が得られず世間に不満を抱く女、余命間近である瞬間を見たいと思い続けている青年、リストラされた中年男……希望を失い、森に迷い込んだ人々に森番の青年は語り掛ける。…