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2015年11月3日(火)the telephones presents "Last Party" ~We are DISCO!!!~@さいたまスーパーアリーナ

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もうセットリストを覚えていられないし、ライブレポを記録する時間と気力がなく、ライブレポートは書けないだろうなと思っていたのですが、今日はちょっとだけ書きます。

すみません。
テレフォンズのラストライブだというのに、凛として時雨・Syrup16g・サカナクションが出るという不埒な理由で参加させていただきました。
 
特に解散から奇跡の復活を果たしたシロップが見たくて、しかも対バンがサカナと時雨!という訳で、チケットを入手できた私は意気揚々とさいたまスーパーアリーナへ向かいました。
 
11:30~。スタンド席にて時雨を鑑賞。
埼玉発のバンド繋がりで追加発表されたうちのひと組。
相変わらずのギターテクニック、うなるベースと力強いドラム。3ピースということが信じられないほどのサウンドは健在。
テレフォンズ好きの人はちょっとジャンルが違う感じなのと、一組目ということもあってか、そんなに人が密集している感じではなかったかな。
Disco繋がり(?)という訳でもないのだろうが、「DISCO FLIGHT」の345のベースはいつも惚れ惚れとしてしまう。
 
「高い声に始まり高い声に終わり」というTKのMCは面白かったです。そしてピエール中野の「チョコレイト・ディスコ」コールもお馴染み。
 
席的に手を上げてみている人が少なくてできなかったのだけが残念。
アリーナ行けばよかったなあと今更後悔。
 
そして名前だけ聞いた事があるけれど曲は知らないdustboxをアリーナにて見ました。
メロコア系なのかな。昔聞いていた時期もあったので、結構聴きやすいし、ライブを盛り上げるのが上手いなあという印象。
テレフォンズの曲を演奏していて、途中でテレフォンズのメンバーがステージに立っていましたね。
 
お次はTHE BAWDIES
旬のバンドの一つだと思います。
今年は何度かフェスでライブを見る機会があったのですが、やはり単純に好みではないです。
好きも嫌いもないですけど。
一つ言うならばMCが面白い(笑)!
旬のバンドでもあり人気もあるので超満員で入場制限になっていたっぽいです。スタンド席で見ていたのですが、アリーナへ移動するのにかなり時間がかかりました。
会場は大盛り上がり・・・
 
からの、シロップです。
テレフォンズが主役のイベント。
で、その他の出演アーティストもライブで踊れる、盛り上がるというのが条件みたいなアウェー感と、BAWDIESが物凄い勢いで会場を盛り上げてくれたせいもあるのか、本当にアリーナの人の少なさが際立っていました。。
 
いやここは圧倒的にテレフォンズファンばかりだから仕方ない!と思っても、ステージのかなり近いところで観られるくらい空いていたのはちょっと切なかったり。
 
一曲目は知らない曲。私シロップが復活してCDも出していたことを最近知ったので、その新しいCDの中に入っている曲なんだろうか。
凄く柔らかい優しい印象の曲だったことに驚きました。
ベールに包まれながら、ライトのシルエットが浮かび上がる幻想的な幕開けでした。
 
「Sonic Disorder」「落堕」「生活」「パープルムカデ」「神のカルマ」「リアル」「Reborn」
 
もう生で聞く事はできないと思っていたお馴染みの曲達。
「神のカルマ」のおいっ!って叫ぶところとか、「生活」とかもう聞いていて嬉しくて笑ってしまいそうになったり、感極まって泣きそうになったりとめまぐるしい思考の中で見ておりました。
 
上手く言えないけれど、この選曲がまたひっそりとテレフォンズに向けたメッセージな気がしてしまったよ。
最後にRebornを持ってきたあたりとか。
 
五十嵐さんは浦和で、テレフォンズは北浦和。浦和の先輩ということで追加発表されたアーティストで、世代的にも音楽性も今回のライブの中では異色で、知らない人も一杯いたと思います。
けれど唯一といっていいほど飾らない日常を日本語詞で歌いあげるバンドは今回シロップしかいなかったし、胸に響きました。
 
今回は一応五十嵐さんも喋ってくれたのですが、喋るまでに大丈夫かというくらいぜえぜえいっていて、「がっちゃん頑張ってー!」とかかなり観客から励まされていたりしましたが(笑)、そんなところも微笑ましかったです。

半ばシロップを見たことで満足していた私でしたが、自分のメインのサカナを見るためにどの時点でアリーナに行くかで迷いつつ、9mmの時点で行く事にしました。
 
移動まで相当な時間がかかりましたが、なんとか9mmが始まる時間には枠内に入る事ができました。
9mmって一番最初にミニアルバム出した時のを買ったけどそんなにピンとこなかったのでほぼ知らないんですよね。
こんなノリの良い曲だったのかーと全然知らない私はぼんやり見ていました。
シロップの時とは違ってかなりの皆さんが盛り上がっておりました。曲は一曲しか知っているのがなかったなあ。
 
そしてサカナです。
既に結構スペースがない状態だったので、手を振り上げるのも後ろの人にぶつかるような状態ではありました。
また前に背の高い人がいてあまり見えませんでしたが・・・・最高でした!
 
「ミュージック」「アルクアラウンド」「アイデンティティ」「ルーキー」「夜の踊り子」「Aoi」「新宝島
 
安定のシングル曲(盛り上がる曲)のセトリ。
対バンやフェスだと選曲が偏るので、やっぱりワンマンに行きたいという思いが強まるあっというまのライブでした。
ほんと短かったですよ・・・。一曲一曲が長いせいもあるけれど。
 
ところどころでサカナのライブ初見と思われる人々のライブに魅了された感想をちらほら聞いてにんまり。
ワンマンはもっとすごいんです、と言いたい気分でしたね。
 
そしてラストはテレフォンズ。
「LOVE&DISCO」しか知らないので、かなり後ろのスタンド席にて見ました。
 
一郎さんが言っていたように「Version21.1」で対バンしたということで、3回くらいは見ているんですけど・・・自分には同じ曲に聞こえてしまうのです。すみません。
 
けれどラストということもあって、石毛さんが感極まっている様とか、何ともいえず切ない感じでしたね。
とにかく物凄く盛り上がるライブで、私はちょっとそのノリが苦手だなという印象しかないんですけど、終わってしまうというのはかくも淋しいものです。
 
きっと解散から復活を果たしたシロップや、約1年のライブ活動休止期間を経て帰ってきたサカナみたいに、時間がかかるかもしれないけれど復活してくれることを、ファンでもないのに祈りますよ。
 
北浦和発ということで、2年間一人暮らしをした地繋がりですし。
北浦和に住んでいた前の会社の同僚からこんなバンドがいるよーと聞いたのがテレフォンズとの出会いだったような気がします。
 
ともあれこんな素晴らし過ぎる対バンもといライブイベントを開催してくれたテレフォンズに感謝を!
 
そして、10年間お疲れ様でした!
 
(ちなみに画像ですが、チューニング中の写真なのでライブ中の撮影ではありません。スマホが主流になってから、平気でライブ中にも写真を撮っている人が増えた気がするのが最近の残念な出来ごとですね。そして今日はやたらマナーの悪い人が多かった印象。音楽好きに悪い人はいない、と思いたいけど、ちょっと残念です)