No-music.No-life

ヤフーblogから移行しました。

2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

白銀ジャック

「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。すべての鍵は、一年前…

妖の華

ヒモのヨシキは、ヤクザの恋人に手を出して半殺しにあうところを、妖艶な女性に助られる。同じころ、池袋では獣牙の跡が残る、完全に失血した惨殺体が発見された。その手口は、3年前の暴力団組長連続殺人と酷似していた。事件に関わったとされる女の正体と…

はれのち、ブーケ

こたえを探している、すべてのひとに。 神戸・北野のチャペル。学生時代から10年の交際を経て、ひと組のカップルが結婚する。 当日集まったのは、かつてのゼミ仲間たちだった。 30歳――仕事、恋愛、結婚、出産……それぞれの人生を選び、歩んできた彼らが、そ…

木暮荘物語

小田急線・世田谷代田駅から徒歩五分、築ウン十年、安普請極まりない全六室のぼろアパート・木暮荘。現在の住人は四人。一階には、死ぬ前のセックスを果たすために恋を求める老大家・木暮と、ある事情から刹那的な恋にのめり込む女子大生・光子。二階には、…

30分。

7時前には家を出ようと思っていたのに、最近ギリギリ行動が多くなった私は、5分遅れて7時5分に家を出ました。 いざ、自転車で片道35分の距離に臨みます。 15分くらいは割と軽快なのですが、県境を越える道がまず難関です。 地味に坂道なのです。 普段車でし…

ハリウッド・サーティフィケイト

LAPDに持ち込まれたスナッフフィルム。そこには、ハリウッドの有名女優、パトリシア・クローガーが惨殺される様が映っていた。そして発見された死体からは、子宮と背骨が奪われていた!彼女の親友で女優のレオナ・マツザキが犯人探索を始めた。その過程で、…

納豆食べたい。

夢でこのブログの人気度が☆ふたつ点灯していたが、夢だった。残念。 今読んでいる島田荘司さんの本が分厚過ぎて、3日読んでいるんですが読み終わりません。 明日くらいに感想アップできるかな・・・。 ところで、地震の影響で色々な物資が不足したりしている…

好きな音楽の話題を色々と。

school food punishment 定期的にHPをチェックしていたのですが、最近ずっとページが表示されなくてどうしたのかと思ってました。 新曲発売が決定したようです。 http://www.sfp-sound.com/top.html またまたアニメのエンディングというタイアップ付き。 HP…

ブードゥー・チャイルド

今ぼくは第二の人生を送っています。つまりぼくには前世があるのです。ある雨の日の晩にバロン・サムデイがやってきて、おなかをえぐられて、そうしてぼくは死にました。前世、ぼくは黒人でした。チャーリー―それがぼくの名前でした。―現世に蘇る、前世でい…

風にもまけず粗茶一服

小次郎だって武蔵だって、きっとこんなところで人知れず修練したにちがいない。男には、そんな孤独な時間が必要なんだよな。ああ、なんか、今、俺、カッコイイかも。(本文より)ようやく茶の湯に目覚めた友衛遊馬(19歳)が目指したのは、なぜか比叡山延暦…

本当に大切なものは、失ってみて初めて気付く。

当たり前のように、蛇口をひねれば美味しくて綺麗な水が飲めて、ボタン一つで部屋を暖かくしたり涼しくしたり、ご飯が炊けたり、食べ物を温めて食べる事ができたり、洗濯も乾燥もとても簡単、夜になっても明るい。 遠くに行くには車や電車で。 そんな便利な…

何が正しくて、何が正しくないのか。

静岡でも震度6強。 日本はどうなってしまうんでしょう。 こんなに地震が続くなんて、今まで生きてきた中で初めてだ。 昨日は計画停電の影響で仕事に行く事ができず、今日は元々休みだったので家にいた。 地元の電車は未だに復旧の目処がついておらず、駅に電…

センセイの鞄

駅前の居酒屋で高校の恩師と十数年ぶりに再会したツキコさんは、以来、憎まれ口をたたき合いながらセンセイと肴をつつき、酒をたしなみ、キノコ狩や花見、あるいは島へと出かけた。歳の差を超え、せつない心をたがいにかかえつつ流れてゆく、センセイと私の…

雨にもまけず粗茶一服

「これからは自分らしく生きることにしたんだ。黒々とした髪七三に分けて、あんこ喰っててもしょうがないだろ」武家茶道家元後嗣・友衛遊馬18歳。彼はそう言って家を出た―。酔狂な茶人たち、ほんのり甘い恋心、そして消えた茶杓…。京の都で繰り広げられる茶…

生きています。

携帯の充電はなくなってくるし、パソコンができなかったのでご心配をおかけしました。 何とか無事です。 会社に緊急地震速報の機械がついていて、まあ時々鳴るので「また鳴っているなあ」くらいにしか思っていなかったんですが。。。 最初は揺れがそんなに大…

白いしるし

失恋ばかりの、私の体。私は彼のことが、本当に、好きだった。32歳。気づいたら、恋に落ちていた。軽い気持ちだった、知らなかった、奪えると思った。なのに、彼と関係を持ってから、私は笑えなくなった。恋は終わる。でも、想いは輝く。極上の失恋小説。 …

気になる音楽 その2

普段あまりTVを見ない人間ですが、それでもふと耳にするCM音楽は覚えているものです。 最近気になっているのが、進研ゼミ高校講座のCM曲。 高校生が大勢でダッシュしているCM 進研ゼミの公式サイトで見られます↓ http://www.zemi.ne.jp/tvcm/1014.html イン…

アンダスタンド・メイビー ㊤

「おまえは俺のこと、見つけられるって」少女は踏み込んだ、愛と破壊の世界へ。デビュー10周年記念書き下ろし作品。 島本理生さんの10周年記念書き下ろし作品ということで。 島本さんを初めて知ったのは、「リトル・バイ・リトル」だったかと思いますが、そ…

おやすみラフマニノフ

第8回『このミス』大賞受賞作『さよならドビュッシー』の作家・中山七里氏の第2作目です。秋の演奏会を控え、第一ヴァイオリンの主席奏者である音大生の晶は初音とともに、プロへの切符をつかむために練習に励んでいた。しかし完全密室の空間で保管されて…

「ねごと」が気になる

閃光ライオットでグランプリを受賞したバンド、という知識だけはあって、バンド名だけは知っていた。 平均年齢が19.5歳だって!若っ! とアラサーの私は驚きながら、若くても圧倒的なギターロックサウンドに惹かれてしまった。 女性ボーカルは元々はあまり好…

春を目前に、思う事をつらつらと。

春 20歳前半くらいまでは、一番に好きな季節だった――はず。 「好き」ではなく、「好きだった」に変わってしまったのは、いつからだったのか。 あまりにも変われない自分が不甲斐なくて情けなくて、また何も進まない、変われないまま春を迎えてしまったと毎春…

第二音楽室 School and Music

鼓笛隊の“おちこぼれ”ピアニカ組。練習場所は第二音楽室。あのころ屋上教室には特別な時間が流れていた。音楽室に彩られた4つの物語―― 表題作は、鼓笛隊のおちこぼれ組が過ごした短くて幸福な夢みたいな時間のスケッチ。他初恋以前の気分が甘酸っぱい「デ…

海に沈んだ町

数千人の人々を乗せて海を漂う“団地船”、永遠に朝が訪れない町、“生態保存”された最後のニュータウン…喪失、絶望、再生―もう一人の“私”が紡いでゆく、滑稽で哀しくて、少しだけ切ない九つの物語。『失われた町』『刻まれない明日』に連なる“町”を、気鋭の写…

龍臥亭幻想㊦

甦る「森孝魔王」の恐怖! 御手洗潔と吉敷竹史の推理がクロスする! 「この頭部、足部を森孝の具足中に葬れ」 血溜りに浮かぶ生首と切断された片足。発見された第三の死体が、龍臥亭を恐怖の底に叩き落とした。そして、旧日本軍の研究所で行われていた肉体…

龍臥亭幻想㊤

幻想の霧が龍臥亭を覆う。 巨匠・島田荘司渾身のロマネスク本格の傑作! 石岡和己、犬坊里美、そして加納通子――。雪に閉ざされた龍臥邸に、八年前のあの事件の関係者が、再び集まった。雪中から発見された行き倒れの死体と、衆人環視の神社から、神隠しのよ…

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん

ある日、みーくんは暴力的でわがままだけれど、かわいくて憎めない幼なじみのまーちゃんと再会する。二人は10年前に起きた誘拐監禁事件の被害者同士で、いまだに心に癒えない深いキズを抱えていた。不気味な連続殺人事件が世間を騒がせている中、精神科医の…

KAGEROU

第5回ポプラ社小説大賞受賞作。 『KAGEROU』――儚く不確かなもの。 廃墟と化したデパートの屋上遊園地のフェンス。 「かげろう」のような己の人生を閉じようとする、絶望を抱えた男。 そこに突如現れた不気味に冷笑する黒服の男。 命の十字路で二人は…