No-music.No-life

ヤフーblogから移行しました。

早朝始発の殺風景

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始発の電車で、放課後のファミレスで、観覧車のゴンドラの中で。不器用な高校生たちの関係が、小さな謎と会話を通じて、少しずつ変わってゆく―。最注目の若手ミステリー作家が贈る珠玉の短編集。

 

青崎有吾さんの本です。

 

表題作は何かで一度読んだ記憶がありましたが、相変わらずテンポよく読ませてくれます。青崎さん!

 

アニメ的なあり得ないだろうという感じの名前が出てくると苦手意識が湧いてしまう私も、青崎さんは文章力、ストーリー展開、キャラ造形、秀逸な日常ミステリ等々、読み手を飽きさせないので私でもすいすい読めるところが好きです。

 

また、青崎さんの趣味なのか、毎回音楽ファンにはニヤリとするミュージシャン名がちらほら出てきたりするところが嬉しい。

 

猫と兄妹の話が一番好き。イラストも可愛いです。

(4点)

七つの試練 池袋ウエストゲートパークXIV

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SNSで課題をクリアして「いいね」を獲得するゲームが若者に流行。次第にエスカレートする課題に「いいね」欲しさに挑み、ある者は大怪我を、ある者は命を落とすという事態に……。怪我した高校生の妹と共に卑劣なゲームの管理人をあぶりだそうとするマコトとタカシが仕掛けた大掛かりなトラップとは。

スキャンダル一発ですべてを失う芸能人、お手軽な欲望が横行する出会いカフェ、病んだ身内をひた隠しにする親族監禁――どこか現実の事件を思わせる事件を、池袋のトラブルシューター、マコトとGボーイズを率いるキング、タカシが軽やかに解決する4篇を収録。

 

石田衣良さんの本です。

 

シリーズ再開後、前ほどのめりこむように読めなくなったのは、時代が変わってもマコトは歳をとらないからなのか、私が歳をとったということなのか。

以前ほど大きな事件は起こらず、ハラハラドキドキさせられる展開が少なくなったような。。

 

好きなシリーズなので新刊が出れば読み進めていくとは思いますが、以前のような疾走感みたいなものが感じられなくなってきたのは、個人的な感覚なのでしょうか。

 

ゼロワンとパンケーキのミスマッチさは可愛かったですが。

(3.5点)

何様

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生きるとは、何者かになったつもりの自分に裏切られ続けることだ。直木賞受賞作『何者』に潜む謎がいま明かされる―。光太郎の初恋の相手とは誰なのか。理香と隆良の出会いは。社会人になったサワ先輩。烏丸ギンジの現在。瑞月の父親に起こった出来事。拓人とともにネット通販会社の面接を受けた学生のその後。就活の先にある人生の発見と考察を描く6編!

 

朝井リョウさんの本です。

 

単行本で読んでいたので、文庫化したら買おうと決めていました。

先日、先に「何者」を読んでいたので内容を覚えている状態で読めたのは更に楽しめてよかったです。

 

「水曜日の南階段はきれい」の光太郎の爽やかな高校時代の話から、「それでは二人組を作ってください」の理香と宮本の話では何ともざわざわする感覚に。

「逆算」のサワ先輩には二度目に読んでみても萌えるし、ギンジの親戚の話、瑞月の父のあの話や、拓人と面接が一緒だった人物の話など、何者の世界をさらに深く知ることができて相変わらず面白いです。

 

解説はオードリーの若林さんが担当。こちらも含めて大満足の一冊でした。

(4.5点)

雑学ニッポン「出来事」図鑑

戦後から現在。僕らが生きてきた「あのとき」、日本でいったい、何があったのか?社会、政治、エンタメ、モノ…。戦後の昭和~平成に起きた100大事件をイラストで解明!

 

私が読みたかったのは、これだー!と読み始めてテンションが上がりました。

 

ここ最近読んでいた本は、昭和史といえども開戦から終戦、戦後の数年程度を紹介したものばかりで、戦後~平成に入るまでに起こった「昭和」の事件や出来事を知りたいんだよー!と思っていたんです。

 

するとこの本、まさにその私が読みたいと思っていたところがたくさん紹介されているではないですか。

 

三億円事件、グリコ森永事件等の昭和の未解決事件、消費税の導入、地下鉄サリン事件東日本大震災STAP細胞騒動、そして天皇陛下生前退位まで・・・

スポーツ、政治、事件等々、実に様々な出来事が紹介されています。

 

ノストラダムスの大予言ファミコン・・・子供の頃ワクワクしたり不安になった出来事やら、懐かしのあの頃を思い出す内容でした。

 

写真は一切なく、絶妙なイラスト(人物などかなり特徴をとらえた絵なので分かりやすい)が逆に読みやすくて、一冊家にあったら面白そうだと思ったりしました。

 

平成の本もぜひこのシリーズで読んでみたいですね。

非常に面白かったです。

(4点)

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フリン

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高校生の真奈美は、カレと入ったラブホテルで、自分の父親が同じマンションに住むOLの葵さんと一緒に歩いているのを目撃してしまう(「葵さんの初恋」)。元カレと逢瀬を繰り返す主婦、人生最後の恋に落ちた会社員、壮絶な過去を持つ管理人の老夫婦…。ある川辺に建つマンションを舞台に繰り広げられる反道徳の恋。愛憎、恐怖、哀しみ…様々なフリンの形を通じて、人と人の温かさ、夫婦や家族の関係性を描ききった連作短編集。

 
 
椰月美智子さんの本です。
 
タイトルから何となく敬遠してなかなか借りようという気持ちにならなかったのですが、いやいや、想像していたものとはちょっと違った短編集でした。
 
泥沼にはまるがごとく、後味の悪い世間一般的な不倫とはまた違っていて、自分の子供の同級生にときめく母の話や、元カレと逢瀬を繰り返すも最後にどっきりとする展開もあったり、妻と別れてでも職場で出会った女性を愛した男性の話など、意外と後味の悪いものは少なかったです。
話としても次の章で他の話で出てきた登場人物が出てきたりするのが面白かったです。
(4点)

緑のなかで

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青木啓太は、しまなみ海道の壮大な「橋」に心惹かれ、土木工学を学ぶため、家から遠く離れた北の大地にあるH大に入学する。自治寮に入り、大学紹介の活動、フィールドワークのサークルなど、友人たちと青春を謳歌している彼のもとに、母が失踪したと双子の弟、絢太から連絡が入る。あの、どこか抜けていて感受性豊かな母が、なぜ突然消えてしまったのか…。自然豊かな美しいキャンパスで大学三年生となった青年の成長と苦悩を描く。

 

椰月美智子さんの本です。

 

大学生、寮生活、北の大地、青春満喫!といった感じが好きな感じでした。

 

でもまさかの寿が・・・辛い。

本編のあと、また時が遡って高校時代の話になるのもまた切ないような嬉しいような。

 

10代から20代への境目、ちょうどその年ごろの将来編の不安や戸惑い。あの頃の気持ちがよみがえってきてほろ苦い気分になりました。

 

全く関係ないのですが、同じページに「百瀬」と「こっち向いて」が出てくるところで思わず反応した私です(笑)

(4点)

 

本の感想がかなり滞っているので、気力があったらちょっとずつ更新していきます。

最近本を読むペースも落ちているものの読んではいるのでたまっております。

 

https://www.amazon.co.jp/緑のなかで-椰月美智子/dp/4334912400

 

手作り招待状に挑む

ようやく始動。

年明けすぐ、入籍前に式の日取りを決めて予約をしたのですが、10ヶ月先のことということもあり、まだ早いかとあまり準備をしてこなかったのですが、先日ついにドレスと着物の試着をし、そろそろ本腰を入れて準備を進めなければいけない時期になってきました。(予定は10月)


約3ヶ月前ということで、招待状の発送が必要な頃です。大分前から招待客のリストアップ、友人親戚に出欠の確認は取っていたので良かったのですが、親の病気の関係で式自体どうなるか分からない状態での準備ということもあり、最低限の親戚と家族を呼ぶ程度にすることに決め、いざ招待状の作成を開始しました。


招待状を式場で頼むと1部500円前後かかるうえ、最低20部に達しない場合は+5千円の版代がかかる(!)というので、ここは手作りにしようと思い、色々調べてみることに。


最初は自宅で印刷をする手作りキットを購入しようと思っていたのですが、不器用でセンスのない自分は失敗することが目に見えていると考え直し、印刷込みキットにしました。


最初に見つけた「PIARY」、色々検索していたらデザインが豊富でナチュラルな可愛さのある「favori」の2択になり、作成のしやすさと内容の確認までしてくれてデザインが結婚式のテーマに合っていると感じたfavoriにしようとしたところで、、、最低部数が20部ということで諦めたのでした。

 

 


今回自分達の結婚式には落とし穴があって。別日で、親族のみの挙式+会食と友人を招いた1.5次会を設定しているため、こうなると全部で約20部必要でも、それぞれ記載する内容が異なってくるので、別発注になってしまうのですよ。なので、20部ではあまりに多すぎて無駄になるので、10部単位で購入できるところを探し、、結局デザインの可愛さから、元々検討していた「PIARY」に決めたというわけです。


ただこちらも、10部ずつ発注しないと別内容で作成ができないため、各々で800円の送料が発生するという痛恨のミスでした。


ペーパーアイテムはゲストブック以外と同梱ができないとのことで、送料無料にすることもできず。。。泣く泣く諦めました。

 

来月の大安の発送に向けて作成しましたが、PIARYの使いにくさ(編集のしづらさ)に大変苦戦しました。。


特に細かい配置のずれ(作成画面とプレビュー画面との差が激しい)、発注をかけようとしたときにゲストの住所に誤りがあって訂正すると、再度一から選択し直さなければいけない、ゲスト登録時に連名設定ができない(発注時にやる)とか・・・


単に使いこなせていないだけかもしれませんが、favoriで途中まで作成を進めていたこともあり、操作のしづらさを実感してしまいました。また、一応プランナーに確認してOKはもらっていますが、最終版が間違っていたとしても、発注後のキャンセルは不可ですし(これはどこもそうでしょうけど)、修正などはしてくれるわけではないので不安もあります(favoriは確認までしてくれる)。


デザインは可愛いし、何よりお手ごろ価格なので文句は言えないんですけどね(めちゃくちゃ言ってるけど)。


色々な手作りキットを販売しているサイトを見てみましたが、10部単位というところはとっても少ないし、友人が少ない私にはとてもありがたいのでそこは感謝しております。

選んだのは、神社婚にもふさわしい和のシンプルなデザインと、グリーンやナチュラルなイメージにしたいと思っている1.5次会にぴったりのクラフトでナチュラルな鳥のデザインに決めました。(鳥のデザインは無料でサンプルをもらっているので可愛さはお墨付き)

 

これまで何気なく受け取っていた結婚式の招待状(席次表とか席札も)が、まさかこんなに手間とそこそこお値段がかかっているとは知りませんでした。また、記載方法や発送日等々、常識や礼儀がちゃんと決まっていて、こういうことってきっと実際に出す側にならないと一生知る機会がなかったのではないかとしみじみ思いました。でも結局、どんなに大事な友人のものでも、最終的にはペーパーアイテムは捨ててしまっていて、手元に一つもなくて(探せば一個くらいあるかもだけど)。今まさに参考に見てみたいと思うのに、必要な時にないという現実(苦笑)。


式の準備をして、当事者にならなければ知らなかったことが、これからもどんどん出てくるのでしょうね。

とりあえず親戚に出すものは発注を掛けたので、実際どういったものが到着するのかドキドキです。自分でやらなければいけない部分もあるので上手くできるか心配はありますが、楽しみです。

 

(後日談)

席札とメニュー表のみが必要な親族との食事会では、10部で足りるのでfavoriを使用。

先日届きまして、秋らしい色合いがとても素敵でした。

そして印刷から組み立てまで全て対応してもらえるので楽!何より(一番のポイント)編集が楽でやりやすかったところ!!

おすすめです。

www.piary.jp

www.favori-cloud.com