No-music.No-life

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2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ヤマノキロク

今年はとにかく登山に目覚めた一年だった。 本日2014年の登山収めをしたので、今年何山(この単位でいいのか?)登ったのか羅列してみることにした、 2014年(16山) <月別> 4月 鐘撞堂山(330.2M) 埼玉・秩父 メモ:チーズフォンデュを山頂で。美味しか…

男ともだち

関係のさめた恋人と同棲しながら、遊び人の医者と時々逢いびき。仕事は順調なのに、本当に描きたかったことを見失っている―京都在住イラストレーター神名葵29歳の熱くてダークな疾走する日常。 千早茜さんの本です。 29歳。 同棲中の彼氏がいて、浮気相手の…

白雪堂化粧品マーケティング部峰村幸子の仕事と恋

中堅化粧品会社・白雪堂に新卒で入社した峰村幸子。看板ラインの「シラツユ」販促キャンペーンチーム担当となった。だが、シラツユの売上は下降線、峰村が先輩の槙さんに相談しながら考えた企画は他のメンバーには理解されない。就職浪人中の彼氏との溝も深…

時の罠

辻村深月、万城目学、湊かなえ、米澤穂信―綺羅、星のごとく輝く人気作家たちによる、“時”をテーマにしたアンソロジー。小学校時代に埋めたタイムカプセルがほどくこじれた関係、配置換えになった「縁結び」の神様の新たな仕事、人類には想像もつかない悠久…

誤認逮捕

「田処銀吉」の名が容疑線上に挙がった時、佐伯警部補は一瞬鳩尾の奥に鈍痛に似た圧迫感を覚えた。田処はひと月前の「OL暴行未遂事件」の容疑者だったからだ。あらゆる要素が彼のクロを示していたが、結果は捜査本部の黒星。そして今度はOL殺人事件で再…

魔術師の視線

ビデオジャーナリスト楠瀬薫の前に突然現れた少女。それはかつて“超能力少女”として世間を騒がせた諏訪礼だった。あの時薫の取材で姿を消した礼が今なぜ? 過去を贖うため礼を匿った薫を襲う不審な追跡者、協力する知人の怪死、大物政治家の影。本当の標的…

そうなのよ、これがわたしたちのやり方だわ。絶望的なまでの愛憎、疾走する友情、そして優子は踊らない―とてもとても特別な「関係」の物語。 青山七恵さんの本です。 久々に青山さんの作品を読んだ気がします。 表紙の裏側に掲載されている、青山さん直筆の…

いなくなれ、群青

11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凜々しい少女、真辺由宇。あるはずのない出会いは、安定していた僕の高校生活を一変させる。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎……。僕はどうして、ここにいるのか。彼女…

憎悪のパレード ―池袋ウエストゲートパークXI―

池袋チャイナタウンに吹き荒れる、ヘイトスピーチの風。本当の敵は、一体どこにいる?日本の今がここにある。3年半ぶりの、シリーズ第11弾。 石田衣良さんの「池袋ウエストゲートパーク」シリーズ最新刊。 少しの間このシリーズがお休みしていたので、唯一楽…

カフェかもめ亭

ようこそ、私のお店へ。とっておきのお茶とともに、不思議なお話などいかがでしょう―あじさいの咲く屋敷で少年が過ごした白昼夢のような時間(「万華鏡の庭」)、学校に行けなくなった少女が晩秋に出会った、「猫の国」の王子様(「ねこしまさんのお話」)など…

セブンミステリーズ

気鋭の作家7人による、ミステリ短編集 伊坂幸太郎、米澤穂信、田中啓文、北森鴻、三崎亜記、遠藤徹、明川哲也ら7人の、今を代表するミステリー傑作集。 伊坂さんは「死神の精度」で、米澤さんは「夏季限定トロピカルパフェ事件」で、三崎さんは「バスジャッ…