No-music.No-life

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2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ヤマノキロク ~2016年6月~現在まで~

6月 裏高尾(東京都) どうしても山に行きたくて、一人で行ってきました。 高尾山のメインルートは一人で行くにはあまりにも淋しくなるほど人が多いのですが、今回は以前一度行った事のある裏高尾のコース。 この日は何だかんだとそれなりに人がいましたが、…

屋上の道化たち

まったく自殺する気がないのに、その銀行ビルの屋上に上がった男女は次々と飛びおりて、死んでしまう。いったい、なぜ? 「屋上の呪い」をめぐる、あまりにも不可思議な謎を解き明かせるのは、名探偵・御手洗潔しかいない! 島田荘司さんの御手洗シリーズ第50…

花が咲くとき

札幌で暮らす小学六年生の瀬川大介には、自らの鬱屈を晴らすささやかな楽しみがあった。 それは隣家に住む、指が二本ない謎の老人佐藤北海が見守る貧弱な樹がつける花芽を削 り取ること。開花を待つ北海の喜びを奪うことで、不満を溜めた老人が“暴発"するこ…

SCOOP!

写真週刊誌「SCOOP!」に所属し、数々のスクープ写真を撮ってきたカメラマンの都城静。しかし、今ではギャンブルに溺れている上に借金に追われつつ、フリーランスのパパラッチとして生活していた。そんな中、「SCOOP!」に配属されてきた新人記者・行川野火と…

何が困るかって

子供じみた嫉妬から仕掛けられた「いじわるゲーム」の行方。夜更けの酒場で披露される「怖い話」の意外な結末。バスの車内で、静かに熾烈に繰り広げられる「勝負」。あなたの日常を見守る、けなげな「洗面台」の独白。「鍵のかからない部屋」から出たくてた…

永い言い訳

人気小説家の津村啓こと衣笠幸夫の妻で美容院を経営している夏子は、バスの事故によりこの世を去ってしまう。しかし夫婦には愛情はなく、幸夫は悲しむことができない。そんなある日、幸夫は夏子の親友で旅行中の事故で共に命を落としたゆきの夫・大宮陽一に…

愛について

人はただ愛されたいと願うのに、なぜ、愛にわがままになってしまうんだろう。今カノ、元カノ、忘れられない女、未知の女…白岩玄初の異色恋愛小説集。 白岩玄さんの本です。 「野ブタ。をプロデュース」「空に唄う」を読んで、文藝賞受賞作家らしく、当然私…

せん-さく

「俺、帰りたくなくって」29歳の主婦・典子は、ネットのオフ会で知り合った15歳の遼介から別れ際、告げられる。典子は家出を思いとどまらせようと少しだけつきあうことにしたが、彼はなかなか帰らない。道行きの途中、二人は遼介の級友の両親が殺され、…

何者

就職活動の情報交換のため集まった大学生の拓人、光太郎、瑞月、理香、隆良。海外ボランティアの経験や業界の人脈などさまざまな手段を用いて、就活に臨んでいた。自分が何者かを模索する彼らはそれぞれの思いや悩みをSNSで発信するが、いつしか互いに嫌悪…

映画「聲の形」

西宮硝子が転校してきたことで、小学生の石田将也は大嫌いな退屈から逃れる。しかし、硝子とのある出来事のために将也は孤立し、心を閉ざす。5年後、高校生になった将也は、硝子のもとを訪れることにし……。 声:入野自由/早見沙織/悠木碧/小野賢章/金子有希/…

僕だけがいない街

パッとしない漫画家でフリーターの藤沼悟は、事件や事故を看破するまで時間がループする現象・再上映(リバイバル)が起きるようになる。何度もリバイバルを経験する中、母が何者かに殺害され彼は突如18年前に戻る。小学生のころに起きた児童連続誘拐殺人事…

エムブリヲ奇譚

社寺参詣や湯治のため庶民は諸国を旅するようになった。旅人たちは各地の案内をする道中記を手に名所旧跡を訪ね歩く。『道中旅鏡』の作者・和泉蝋庵はどんな本でも紹介されていない土地を求め、風光明媚な温泉や古刹の噂を聞いては旅をしていた。しかし実際…

ふたつのしるし

「勉強ができて何が悪い。生まれつき頭がよくて何が悪い」そう思いながらも、目立たぬよう眠鏡をかけ、つくり笑いで中学生活をやり過ごそうとする遙名。高校に行けば、東京の大学に入れば、社会に出れば、きっと―。「まだ、まだだ」と居心地悪く日々を過ご…

今はちょっと、ついてないだけ

かつて、世界の秘境を旅するテレビ番組で一躍脚光を浴びた、「ネイチャリング・フォトグラファー」の立花浩樹。バブル崩壊で全てを失ってから15年、事務所の社長に負わされた借金を返すためだけに生きてきた。必死に完済し、気付けば四十代。夢も恋人もなく…

年下のセンセイ

みのり28歳。恋は3年していない。美味しい料理があって、気が置けない友達がいて、わたしの生活はどうにか回っている。そんなとき、通い始めた生け花教室で、8歳年下の透と出会い…。でも、この気持ちは封印しなければいけない。 中村航さんの本です。 ↑この…

逆説の日本史21 幕末年代史編4 高杉晋作と維新回天の謎

高杉晋作が長州・功山寺で決起した1865年から、大政奉還、王政復古の大号令を経て明治維新がなる1868年までの激動の4年間を通して、「明治維新とは一体何だったのか?」を鮮やかに解き明かしています。 本巻でも、「坂本龍馬暗殺の真犯人は誰だ?」「『討幕の…

とっぴんぱらりの風太郎 下

和議成立ののち、平穏な日々が戻ったのも束の間、血なまぐさい因縁が風太郎を追い立てる。やがて訪れる最後の大決戦。燃え盛る大坂城目指し、だましだまされ、斬っては斬られ、忍びたちの命を懸けた死闘が始まる。崩れ落ちる天守閣、無情の別離、託された希…

とっぴんぱらりの風太郎 上

天下は豊臣から徳川へ。度重なる不運の末、あえなく伊賀を追い出され、京でぼんくらな日々を送る“ニート忍者”風太郎。その運命は一個の「ひょうたん」との出会いを経て、大きくうねり始める。時代の波に呑みこまれる風太郎の行く先に漂う、ふたたびの戦乱の…

逆説の日本史20 幕末年代史編3 西郷隆盛と薩英戦争の謎

幕末の雄藩、薩摩と長州。「禁門の変」以来、犬猿の仲であった両藩を坂本龍馬が仲介し、「薩長同盟」が成立したことはよく知られています。では、禁門の変以前の両藩の関係はどうだったのか? じつは大変良好な関係でした。それどころか、長州藩士・久坂玄瑞…