No-music.No-life

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2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ノーマジーン

世界が終わっても、 ずっと一緒にいるよ。 終末論が囁かれる荒廃した世界で、 孤独な女性のもとに現れたのは、 言葉を話す不思議な赤毛のサルだった――。 ひとつ屋根の下、奇妙で幸せな 一人と一匹の“ふたり暮らし”がはじまる。 一日一杯のミルクをわけあい…

明日の空

両親は日本人ながらアメリカで生まれ育った栄美は、高校3年にして初めて日本で暮らすことに。「日本は集団を重んじる社会。極力目立つな」と父に言われ不安だったが、クラスメイトは明るく親切で、栄美は新しい生活を楽しみ始める。だが一つ奇妙なことが。…

おとぎのかけら 新釈西洋童話集

本当に幸せなのは誰か? 現代のおとぎ話7篇 シンデレラ、白雪姫、みにくいアヒルの子など代表的西洋童話を現代日本に置き換えた短篇集。童話の結末に疑問を抱く著者が見つけた、それぞれのハッピーエンドとは? 泉鏡花文学賞受賞後第一作。 千早茜さんの本…

ひぐらしふる

夏の終わり、恋人との関係に迷いを抱えながら、祖母の葬儀に出席するために実家に帰省した、有馬千夏。地元の旧友とのとりとめもない会話から、千夏はかつて身の回りで起こった不思議な出来事を知る。誰も居ないさくらんぼ畑からの突き刺さる視線。衆目の面…

あと一日。

会社としては今日で仕事納めだったのですが、自分は明日まで仕事。 何故か休みの日に風邪を引いたりする人なので、今回もやられています。 今日は一日中鼻水が止まらなくて仕事にならず・・・。 昨日は37度の熱がありましたが、熱だけは下がったのですがね。…

しゃべれどもしゃべれども

思うように腕が上がらず、壁にぶち当たって悩む二つ目の落語家・今昔亭三つ葉。そんな彼の教室に、無愛想で口下手な美女・十河五月、大阪から引っ越してきたものの、勝ち気なためにクラスに馴染めない小学生・村林優、毒舌でいかつい面相の元野球選手・湯河…

鬼流殺生祭

維新の騒擾(そうじょう)燻(くすぶ)る帝都東京の武家屋敷で青年軍人が殺された。被害者の友人で公家の三男坊九条惟親(くじょうこれちか)は事件解決を依頼されるが、容疑者、動機、殺害方法、全て不明。調査が進むほどに謎は更なる謎を呼ぶ。困惑した九…

暖簾に腕押し

最近、平成生まれの子に限った事ではないが、「最近の若い子は・・・」と言いたくなる事が多々ある。 自分も今年で社会人10年目になり、年齢的にもそろそろ「若いから仕方ない」と片付けてもらえるような年ではなくなってきた。 比較的自分の所属する部署は…

たまさか人形堂物語

祖母の形見の零細人形店を継ぐことになったOL澪。押しかけアルバイトの人形マニア、冨永くんと謎の職人、師村さんに助けられ、お店はそこそこの賑わいを見せていた。「諦めてしまっている人形も修理します」という広告に惹かれ、今日も傷ついた人形を抱えた…

アルクマ、脱皮中。

三連休初日、とは言え私は二連休なのですが、せっかくの休みなので家族で長野県の木曽へ行ってきました。 信州方面なのでもしかしたらと期待していたのですが、道の駅で発見! 長野県観光PRキャラクター・アルクマです。 しかし、何かおかしい! そう思い近…

異国のおじさんを伴う

思わぬ幸せも、不意の落とし穴もこの道の先に待っている。どこから読んでも、何度でも、豊かに広がる10の物語。誰もが迎える、人生の特別な一瞬を、鮮やかにとらえる森絵都ワールド。 森絵都さんの本です。 嫌な予感はしていたのですが…やはりあまり楽しめ…

漁港の肉子ちゃん

みんな、それぞれで生きている。それでいい。圧倒的な肯定を綴る、西加奈子の柔らかで強靱な最新長編。 西加奈子さんの本です。 西さん・・・! またやってくれた!泣かせるぜこの野郎ー!!! という作品でした。 西さんの「さくら」が好きな人は絶対読ん…

借りぐらしのアリエッティ

古い家の台所の下に住み、暮らしに必要なものはすべて床の上の人間から借りてくる借りぐらしの小人たち。そんな小人一家の14歳、アリエッティは、好奇心と伸びやかな感性を持つ少女。だが、人間に見られないよう、目立たないよう、つつましさと用心深さを求…

かわいそうだね?

私の彼は元彼女と同棲中……週刊誌連載時から話題を呼んだ表題作と、女子同士の複雑な友情を描く「亜美ちゃんは美人」の2篇収録。 同情は美しい、それとも卑しい?美人の親友のこと、本当に好き?誰もが心に押しこめている本音がこぼれる瞬間をとらえた二篇を…

『DocumentaLy』アルバムリリース記念 サカナクション公開ビジュアル&トークセッションに参加してきました。

『DocumentaLy』アルバムリリース記念 サカナクション公開ビジュアル&トークセッション 2011年12月18日(日)11:00~@渋谷WOMB 行って参りました! タワレコでアルバムを購入すると、星野源さんと一郎さんの「サケノサカナ」イベントと、今回のイベントの…

クドリャフカの順番

待望の文化祭が始まった。だが折木奉太郎が所属する古典部で大問題が発生。手違いで文集「氷菓」を作りすぎたのだ。部員が頭を抱えるそのとき、学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。盗まれたものは碁石、タロットカード、水鉄砲―。この事件を解決して…

プリズム

小学校の女性教師が自宅で死体となって発見された。傍らには彼女の命を奪ったアンティーク時計が。事故の線も考えられたが、状況は殺人を物語っていた。ガラス切りを使って外された窓の鍵、睡眠薬が混入された箱詰めのチョコレート。彼女の同僚が容疑者とし…

眼鏡屋は消えた

気がつくとあたしは演劇部の部室の床でのびていた。そのうえ八年間の記憶が失われ、現在あたしは母校で教師になっているらしい。しかも親友の実綺が高二の文化祭直前に亡くなっていたなんて!!!八年前と同様に学園内では、彼女の書いた脚本『眼鏡屋は消えた…

年内中に。

疲れがなかなか取れません。 毎日眠い。 些細な事で苛々。 先週末の筋肉痛がまだ抜けない。 朝なかなか起きられない。 うーん、疲れてるのかな。 今年もあと二週間程度しかないですよ。 年賀状受け付け始まっちゃったのに、まだ買ってない(汗) 色々やらな…

あやかし草子 みやこのおはなし

古き都の南、楼門の袂で男は笛を吹いていた。門は朽ち果て、誰も近づくものなどいなかった。ある日、いつものように笛を吹いていると、黒い大きな影が木立の中に立っていた。鬼だ。だが男は動じず、己を恐れない男に、鬼はいつしか心を開き……(「鬼の笛」)…

2011年11月28日~29日 富士五湖周遊&箱根バスツアーの旅行記

現実逃避に、今回もクラブ○ーリズムのバスツアーに母と参加しました。 秋の富士五湖周遊と強羅温泉・くつろぎのお部屋食 全線乗車!朝一番に行く紅葉の箱根ゴールデンルート というツアーでした。 地元発着だったので即申し込んだのですが、申し込みから催行…

話題の「うまい棒スライサー」を使ってみた。

会社の飲み会を兼ねたクリスマス会で、プレゼント交換なるものを行った。 上司の1人が、「うまい棒スライサー」を購入したという情報を得て、当たったら良いなあと思っていたところ、運良く入手することに成功した。 (プレゼントはくじ引きの順番で選んで…

花の鎖

元英語講師の梨花、結婚後、子供ができずに悩む美雪、絵画講師の紗月。3人の女性の人生に影を落とす謎の男「K」。感動のミステリ。 湊かなえさんの本です。 予約してから一年近く経っていたのではないでしょうか? 予約していたのを忘れていたくらい待ち…

つきのふね(文庫版・再読)

自分だけがひとりだと思うなよ! 死ぬことと生きることについて考えてた。どっちがいいか、どっちがらくか、どっちが正解か。今までずっとそういうこと、考えてきた気がする。 あたしはちゃんとした高校生になれるのかな。 ちゃんとした大人になれるのかな…

あかりの湖畔

――大切な家族だからこそ、打ち明けられないことがある―― 山の上にある大きな湖、その畔をめぐる遊歩道の奥に、食堂と土産物屋を兼ねた「お休み処・風弓亭」がある。麓の温泉街で観光案内所に勤める父に代わり、店を任されているのは三姉妹の長女・灯子(と…

女神のタクト

進め、前へ。音楽は魂だ! 『盤上のアルファ』で鮮烈デビューの著者、待望の最新刊。30歳にして職と男をなくした矢吹明菜。旅先で出会った老人に「アルバイトせえへんか?」と誘われる。金がなく公演もままならない小さな楽団に、ある男を連れてくれば報酬…

アントキノイノチ

高校時代、とある事件がきっかけで心を閉ざしてしまった永島杏平は、遺品整理業を父親に紹介してもらい働き始める。そこで出会った久保田ゆきや仕事仲間と共に過ごすうちに、杏平は少しずつ心を開き始める。そんなある日、ゆきは衝撃的な過去を杏平に告白し…

平台がおまちかね

作り手と売り場を結ぶ糸をたくさん鞄に詰め込んで、出版社の新人営業、井辻智紀は今日も本のひしめくフロアへと向かう。―でも、自社本をたくさん売ってくれた書店を訪ねたら何故か冷たくあしらわれ、文学賞の贈呈式では受賞者が会場に現れない!?他社の先輩…

おれたちの青空

父親が服役中の陽介、虐待の記憶に苦しむスポーツ万能の卓也。札幌の児童養護施設「魴〓舎(ほうぼうしゃ)」に暮らす仲間も高校受験を控え、悩める時期を迎えている。ある大雪の朝、卓也は「家出」を敢行するが…(「小石のように」)他全3篇。高校進学への迷い…

つらつら

・仕事 また一人、長く勤めていた人が辞めるらしい。 私は今の仕事に就いてから1年半程経つのだが、その程度で古株の域に入り始めている。 すると、嫌でも期待されたり、もっと別の責任ある仕事を任されたりしてくる。 仕事は好きでも嫌いでもないが、どうせ…