No-music.No-life

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2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

つばき、時跳び

幽霊伝説のある旧家に住むことになった「私」は、ある日、突然出現した不思議な少女に魅せられる。150年の「時の壁」を超える恋の行方は? 「黄泉がえり」の作者が放つ、究極のタイムトラベル・ロマンス。 梶尾真治さんの本です。 はっきり言って全く期待し…

テネシー・ワルツ

塾講師の川村孝之の友人・馬渕が用水路で死体となって発見された。孝之は一週間前に馬渕と自宅で会っており、『テネシー・ワルツ』という古いレコードと8ミリフィルムを彼が大事そうに持ち歩いていたことを思い出す。孝之は事件の真相がそこに隠されている…

2010年7月25日(日)音速ライン タワーレコード渋谷店移転15周年記念ライブ 「空になる」レコ発ライブ in タワーレコード渋谷店

思えば、中野サンプラザ以来の音速のライブでした。 レコード会社移設後初のリリースとなったミニアルバム「空になる」レコ発ライブだったのですが、 タワレコ渋谷店移転15周年記念ライブも兼ねた今回のインストア。 渋谷店と新宿店で購入すると整理券がもら…

トップランナーの収録に行ってきました。

先週の土曜日、NHKスタジオパークにて トップランナー(ゲスト:道尾秀介さん)の収録に参加して参りました。 詳細な内容は放送日まで公開しないようにして下さいという事だったのですが、いや、もう長いし眠かったしあんまり記憶がないので大丈夫でしょう(…

エデン

あれから三年―。白石誓は、たった一人の日本人選手として、ツール・ド・フランスの舞台に立っていた。だが、すぐさま彼は、チームの存亡を賭けた駆け引きに巻き込まれ、外からは見えないプロスポーツの深淵を知る。そしてまた惨劇が…。ここは本当に「楽園」…

花散らしの雨 ―みをつくし料理帖―

元飯田町に新しく暖簾を揚げた「つる家」では、ふきという少女を下足番として雇い入れた。早くにふた親を亡くしたふきを、自らの境遇と重ね合わせ信頼を寄せていく澪。だが、丁度同じ頃、神田須田町の登龍楼で、澪の創作したはずの料理と全く同じものが「つ…

クジラの彼(文庫版)

『元気ですか?浮上したら漁火がきれいだったので送ります』彼からの2ヶ月ぶりのメールはそれだけだった。聡子が出会った冬原は潜水艦乗り。いつ出かけてしまうか、いつ帰ってくるのかわからない。そんなクジラの彼とのレンアイには、いつも7つの海が横たわ…

ラットマン(文庫版)

結成14年のアマチュアロックバンドのギタリスト・姫川亮は、ある日、練習中のスタジオで不可解な事件に遭遇する。次々に浮かび上がるバンドメンバーの隠された素顔。事件の真相が判明したとき、亮が秘めてきた過去の衝撃的記憶が呼び覚まされる。本当の仲間…

東京箱庭鉄道

会社を辞めふらふらとフリーター生活を楽しんでいた青年・妹尾順平。突然、謎の老紳士から「東京に鉄道をこしらえてほしい」と頼まれる。資金は400億円、期間は3年以内。新手の詐欺か?不審を抱きながらも、妹尾はスタッフ探しを始めるが…。技術も知識もない…

人生、捨てたもんじゃない。

思えば、サカナクションのツアーのチケットを どうやっても入手することができず。 先日行われた道尾秀介さんのサイン会。 気付いた時には整理券を入手することすらできず。 そして同じく先日行われた辻村深月さんのサイン会。 仕事のため、行くことができず…

アイスマン。ゆれる

知乃と鮎美、和衣は高校時代からの親友。知乃には自分以外の恋愛を成就させるお祈りができる特殊な能力があったが、自分たちはまだ独身だ。30代を迎えた彼女たちの前に現れるのは「運命の人」なのか? 恋愛ファンタジー。 梶尾真治さんの本です。 「ボク…

光待つ場所へ

「しあわせのこみち」 T大学文学部二年生、清水あやめ。「感性」を武器に絵を描いてきたという自負がある。しかし、授業で男子学生・田辺が作った美しい映像作品を見て、生まれて初めて圧倒的な敗北感を味わい……。 「チハラトーコの物語」(「『嘘』という…

船の科学館にも行ってみた。

科学未来館を出て、次に向かったのがB級スポットとして名高い船の科学館。 実は私、ここでとても見たいものがあったのだ。 B級スポットを紹介するサイトで見た写真から、もうこれは絶対に一度は見に行かねばなるまい!と心に決めていた。 本館・青函連絡船…

ドラえもんの科学みらい展に行ってみた。

今年の3月にミドリムシクッキーを買いたくて訪れたおいしく食べるの科学展。 想像していたものよりもチープな、手作り感満載の展示にB級感を肌で感じながら、お土産にミドリムシクッキーを購入したのは記憶に新しいが、 その後に行われた企画展・お化け屋敷…

マイマイ新子

新子は九歳。気持がざわざわすると、額の真上のつむじ(マイマイ)が立ち上がる。社会が未来への希望に満ちていた昭和三十年、空想好きでお転婆の新子は、友達と一緒にどこまでも野原を駆けていく。毎日が終わらない冒険だ。けれどもきらめく少女の世界の向こ…

メールの文章で、何かが変わる。

文章を書く事が好きだ。 そして、文章を読む事が好きだ。 そlこに余計なものはいらない、と思う。 身近で文章を書く機会を考えてみると、携帯電話のメールがあると思う。 私は基本、あまり携帯を使っていないので、月々の料金も3千円程度であるのだが、 時…

主よ、永遠の休息を

暴力団事務所の襲撃を調べていた記者・鶴田は、その過程で未解決猟奇事件の「実録映像」がネット上で配信されていたことを知る。犯人は殺害を認めるが、精神鑑定によって無罪となり…。 誉田哲也さんの本です。 別の図書館で予約していたんですが、地元の図…

火群のごとく

山河豊かな小藩、少年剣士たちは身内の死や身分の葛藤を越え成長してゆく。子供と大人の境にある凛々しく、まばゆい一瞬の季節を瑞々しく描いた青春時代小説。『オール讀物』連載を単行本化。 あさのあつこさんの本です。 うーん… やっぱりあさのさんの時代…

下北沢音楽祭

先日、7/11(日)。 スムルのインストアライブの後に、久しぶりに下北に足を運んでみました。 下北沢音楽祭 http://shimokita-fes.com/20th/ というイベントがやっておりまして、 そのイベントの一環として、フリーライブが行われるということだったのですね…

2010年7月10日(土)スムルース LIVE TOUR 2010 『HAND』 in 渋谷O-EAST

さてさて。 ワンマンレポを。 何だか二日連続で行ったせいと疲れていたせいか、ワンマンとインストアの記憶がごっちゃになっている感があります。 最早記憶が薄れている時点で、ヤバいですね・・・。 なんとなくこんな感じだったのね、というのが伝われば良…

プロムナード

デビューから6年の歳月をかけ、独自の視点で日常を切り取り、丁寧に言葉を紡ぎ書き溜めた新感覚エッセイ。 そこには、ありふれた日常を彩る、新しい驚きと発見が溢れている。 日経新聞「プロムナード」にて連載していたエッセイを中心に、作家になるまでの道…

2010年7月11日(日)スムルース タワーレコード新宿店インストアライブ

ワンマンのレポは後日。 最近休みのたびに一日中遊び呆けてて、時間がない・・・。 まあそれはそれで、 昨日のワンマンに引き続き、インストアライブに行って参りました。 大体本番前にリハーサルがあるので、早めに家を出たのですが・・・・ 本屋に行って…

桃色トワイライト

いい男たちを眺めるだけで満足する「物陰カフェ」を発案。これって病? それとも愛? 妄想ロマンティック街道ばく進中の乙女代表選手・三浦しをんのスーパーエッセイ。ウェブ掲載に加筆して単行本化。 三浦しをんさんの本です。 ぬわっ! これ、エッセイ本…

インディゴの夜

「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストクラブがあればいいのに」フリーライター・高原晶の一言から生まれた、渋谷のホストクラブ〈club indigo〉。店の評判は上々だが、なぜか次次と事件に巻き込まれる晶…

しゃべれどもしゃべれども

俺は今昔亭三つ葉。当年二十六。三度のメシより落語が好きで、噺家になったはいいが、未だ前座よりちょい上の二ッ目。自慢じゃないが、頑固でめっぽう気が短い。女の気持ちにゃとんと疎い。そんな俺に、落語指南を頼む物好きが現われた。だけどこれが困りも…

江㊦ 姫たちの戦国

お江、そちには宝がある。おのれを信じ、おのれの思うまま存分に生きよ。浅井三姉妹の三女・江、波瀾の生涯、完結。 田渕久美子さんの本です。 意外と早く下巻を読めてほっとしました。 間が空いちゃうと、内容を忘れてしまうんですよね。 下巻では、豊臣政…

青色讃歌

日の出はまだで、すべてが青色に包まれていた−。同棲する彼女の収入で暮らす28歳・高橋の「仕事探し」と「猫探し」の日々を描く、とびきりの青春小説。 丹下健太さんの本です。 第44回文藝賞受賞作品。 良くも悪くも、文藝賞的な、と評するしかないような…

サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ

「ファンの正体を見破れる店員のいる店で、サイン会を開きたい」―若手ミステリ作家のちょっと変わった要望に名乗りを上げた成風堂だが…。駅ビルの六階にある書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵のコンビが、書店に…

2010年7月3日(土)plenty tour 「ボクたちの世界」in 恵比寿LIQUIDROOM

初めてのplentyツアー。 行って参りました。 何気にSOLD OUTだったらしいのですが、つい先日同じLIQUID ROOMでライブが行われたschool food punishmentのライブを見た後だけに、意外とスペースに余裕があったように感じたのは気のせいでしょうか? お陰でギ…

あの日にかえりたい

「できることなら、俺はあの日に帰りたい。帰りたいんだ。帰って女房を…」車いすの老人が語った言葉の真意とは―表題作ほか、時の残酷さと優しさ、そして時空を超えた小さな奇跡と一滴の希望を描く、著者渾身の6篇。 乾ルカさんの本です。 先日読んだデビュ…