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花散らしの雨 ―みをつくし料理帖―

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元飯田町に新しく暖簾を揚げた「つる家」では、ふきという少女を下足番として雇い入れた。早くにふた親を亡くしたふきを、自らの境遇と重ね合わせ信頼を寄せていく澪。だが、丁度同じ頃、神田須田町の登龍楼で、澪の創作したはずの料理と全く同じものが「つる家」よりも先に供されているという。はじめは偶然とやり過ごすも、さらに考案した料理も先を越されてしまう。度重なる偶然に不安を感じた澪はある日、ふきの不審な行動を目撃してしまい――。書き下ろしで贈る、大好評「みをつくし料理帖」シリーズ、待望の第二弾!


高田郁さんの「みをつくし料理帖」シリーズ、第二弾。
 
初めて読んだこのシリーズ、ほっこりと温かくなるのに、厳しい現実や悲しみをつきつけられてはっとする短編集でした。
 
第二弾もやっぱりその良さは変わらなくて、一回りも二回りも成長した澪の姿に勇気づけられる思いでした。
 
第三弾も出ているようで、早く読みたいです。
 
丁度時期的に夏なので、本編に出てくる澪の料理がどれも美味しそうです!