会社の忘年会に行きたくない問題
12月で今の会社に入って2年になる。
今の会社に入って一番驚いたことが、私語が一切ないということ。
前の会社も仕事中は静かに黙々とこなす社風だったのだが、それでも休憩中やちょっとした小休止に雑談することはあった。
しかし、今の会社は一切雑談がないのである。
皆一体どこでコミュニケーションを取っているのかしら・・と思うのだが、会社としても年に一度の忘年会くらいしか飲み会はない。
飲み会大嫌いな私としてはとてもいいことなのだけれども、他の社員との交流を深めるきっかけとして、やはり歓迎会や忘年会は行った方がいいよね・・と思って参加したのだが――
去年の忘年会。
完全に女子、男子で席が分かれてしまっていたことと、〇テーブルなので完全に独立してしまっていることもたたり、席を交換したりもできない配席。
皆微妙に気まずい雰囲気を醸し出しながら、当たり障りのない会話が続く・・・という超気まずい3時間超で、酒でテンションが上がる一部の男性陣、女性陣を除き、正直皆早く終わってほしいと思っているんだろうなあ・・・ということが分かる微妙な忘年会だった。
元々社員数は少ない会社だが、欠席者は1人のみ、ほぼ全員参加の忘年会。欠席するのも目立つしなあ。。
特に普段喋らない人と打ち解けるきっかけになるような会話もなく、こんな飲み会も珍しいなあと思った次第なのだが、歓迎会ですらも歓迎される側だったにも関わらず、後半ほぼ輪に入れない感満載の超気まずい歓迎会だったので、今の会社はこういう感じなのかもしれない。
そんなこともあり、先日忘年会のお知らせのメールが届いた瞬間から、一気にテンションが下がるほどの気の重さに見舞われた。
こんなに飲み会が嫌すぎて気が重くなる人っているのかな。私だけか・・・
前回は11月末と早めの開催だったのだが、今回はクリスマス前の年末開催。
これから1ヶ月ずっと気が重い気分のまま過ごしていかなければならないのか、飲み会の後のあの死にたくなるレベルの落ち込みを考えたら、「会社 忘年会 行きたくない」「会社 忘年会 断り方」とか検索し始める始末。
そんな検索の中で、行きたくないくらいなら不参加にしてしまえばいい、という最もな答えを見て、それが簡単にできれば苦労しねえ!と思っていたのだけれど、一番良い答えを見つけた。
「嫌われる勇気を持つこと」
空気が読めないと思われたとしても、欠席の連絡をしてその瞬間は気まずくなったとしても、仕事さえきちんとしていれば、意外と問題なく過ごせますよ、というようなことが書いてあり、「今回は参加しないの?」と聞かれても「そうなんです、不参加なんですー!」とテンション高めに返せば後腐れないということが書かれていた。
なるほど!と納得。
毎回嘘をついて欠席と回答すると、同じ理由は使いづらいし、毎回断るときになんて言おうと悩む羽目になる。
ならば毎回参加せず、「あの人は飲み会には来ない人」という立ち位置になれたら万々歳。
それなら空気を読めない人になってしれっと断った方がいいんじゃね?と思い始めた。
そう思ったらもう全然行きたくなくて、「申し訳ありませんが、今回は欠席させていただきます」と理由すら書かず、シンプルに欠席の連絡をした。
すると気持ちがもう本当にすっきりして、最初から断っちゃえばよかったんだ!と思った。
あとは当日皆がいそいそと忘年会に向かう中で、「今日不参加なんですー」とさらっと言えるかどうか、だけですな。
でもなんでこんなに会社の飲み会って気が重いんだろうと思ったら、「(親しく話せる人がいない)会社の飲み会」が一番嫌なんだって思ったわ。
会社の人間関係って、仲が良くなりすぎても色々と面倒だけど、たまには雑談ができるくらいには話せる人がいてくれたら、もっと仕事が頑張れるのになって今の会社に入ってそう思う。
結婚とか出産、子育てとかで環境が変わって、フルタイム勤務の会社員の友達が本当に少なくなった。
だから仕事の愚痴を言ったとしても、私が子育ての苦労を知らないように、分かり合えることはないのだ。
そういった意味でも、特に会社の内部の事情を知っている人と、たまには愚痴ったりとかできたらいいのにね、と思ったこの頃。
酒も大して飲めず、会話を弾ませることもできず(共通の話題があったら勝手に喋りだすのだが)、ただただ気まずい雰囲気を醸し出すことができない自分のコミュ障がコロナ禍を経て更にひどくなったのが一番の原因なんだろうね。。