No-music.No-life

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2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

歌舞伎町セブン

冬のある日、歌舞伎町の片隅で町会長の高山が死体で発見された。死因は急性心不全。事件性はないはずだった。だが、これを境に、この街の日常はなにかがずれ始めた。それに気づき、手探りで真相を追い始めた人間たちが、必ずぶつかる「歌舞伎町セブン」とは…

ユリゴコロ

父が余命宣告され、さらに婚約者が突如失踪した亮介は、実家で「ユリゴコロ」と書かれた1冊のノートを見つける。そこには人間の死でしか心を満たすことができない、美紗子という女性の衝撃的な告白がつづられていた。亮介は、創作とは思えないノートの内容に…

三度目の殺人

勝つことを第一目標に掲げる弁護士の重盛は、殺人の前科がある三隅の弁護を渋々引き受ける。クビになった工場の社長を手にかけ、さらに死体に火を付けた容疑で起訴され犯行も自供しており、ほぼ死刑が確定しているような裁判だった。しかし、三隅と顔を合わ…

2017年9月30日(土)サカナクション SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around

ここ最近、サカナのワンマンのチケットが全く取れません。 キャパが小さい所だと、CD購入先行、各種プレイガイドの1次・2次先行、一般と全滅。 ワンマンに行きたいのにチケットが取れない。 もどかしいです。 チケットが取れるとすれば、武道館や幕張メッセ…

やめるときも、すこやかなるときも

家具職人の壱晴は毎年十二月の数日間、声が出なくなる。過去のトラウマによるものだが、原因は隠して生きてきた。制作会社勤務の桜子は困窮する実家を経済的に支えていて、恋と縁遠い。欠けた心を抱えたふたりの出会いの行方とは。 窪美澄さんの本です。 あ…

東京會舘とわたし<下>新館

「直木賞の時に帰ってきます」 昭和46年、新館への建て替えを経た東京會舘。 緊張で肩を震わす舞台女優、東日本大震災の日、直木賞授賞を知らされた青年…… 優しさと慈しみに満ちた物語は、ついに終章(フィナーレ)へ 辻村深月さんの本です。 「東京會舘」を…

硝子の太陽N ―ノワール―

沖縄での活動家死亡事故を機に「反米軍基地」デモが全国で激化した2月、新宿署の東弘樹警部補は、「左翼の親玉」を取調べることに。その直後、異様な覆面集団による滅多刺し事件が起こる。 被害者は歌舞伎町セブンにとってかけがえのない男――社会に蔓延る悪…

下町ロケット(文庫版)

研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。 そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。 圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。 創業以来のピ…

火星の人

有人火星探査が開始されて3度目のミッションは、猛烈な砂嵐によりわずか6日目にして中止を余儀なくされた。だが、不運はそれだけで終わらない。火星を離脱する寸前、折れたアンテナがクルーのマーク・ワトニーを直撃、彼は砂嵐のなかへと姿を消した。とこ…

銀翼のイカロス

出向先から東京中央銀行本店に復帰した半沢直樹に頭取から大仕事が降ってきた。破綻寸前の航空会社、帝国航空の再建を担当せよというのだ。だが折しも政権が交替。新政権の国土交通大臣は野心にみちた女性閣僚は帝国航空再生タスクフォースを起ち上げ、半沢…

乗り遅れた女

新幹線に乗り遅れたと、東京駅から新潟までタクシーを飛ばした女は、好物のはずの夕食の蕎麦をなぜ残したのか?―「乗り遅れた女」。深夜タバコを買いに出、交通事故に遭った男の妻とその犯人は、なぜ監察医に会いに行ったのか?―「三分のドラマ」。もしかした…

サブマリン

『チルドレン』から、12年。 家裁調査官・陣内と武藤が出会う、新たな「少年」たちと、罪と罰の物語。 伊坂幸太郎さんの本です。 「チルドレン」の続編。 やばい・・・読んで思い出したけど、全然「チルドレン」の内容を覚えていない・・・! というか、…

白衣の嘘

バレーボール全日本の女子大生・彩夏と、彼女を溺愛する医者の姉・多佳子。彩夏の運転で実家に向かう途中、ふたりはトンネル崩落事故に遭ってしまう。運転席に閉じ込められた妹に対して姉がとった意外な行動とは……(「涙の成分比」)。 命を懸けた現場で交錯…