ここ最近、サカナのワンマンのチケットが全く取れません。
キャパが小さい所だと、CD購入先行、各種プレイガイドの1次・2次先行、一般と全滅。
ワンマンに行きたいのにチケットが取れない。
もどかしいです。
チケットが取れるとすれば、武道館や幕張メッセレベル。
ということで、今回は幕張メッセ。無事にチケットを取ることができました。
今回、6.1chサラウンドということで、席によってチケット代が異なりましたが、通常ブロック(BR)にて鑑賞することに。
このキャパ、2Daysで完売って、目立ったリリースがないというのにファンの多さに驚く一方、ライブを見て改めて納得しました。
私がサカナを好きな理由として、
何年経っても、「リスナーやファンの事を考えて音楽を提供してくれる」という所が一番大きい理由です。
名前もそれなりに知れ渡り、タイアップも続き、ファンが飛躍的に増加したサカナですが、そこで天狗にならず、ファンに対して何ができるか?シングル1枚に対しても、どれだけ最高の音楽を届けられるか、という努力を惜しまない姿勢が支持されているのだと思います。
前方のスピーカーに近過ぎると片方だけ音が大きすぎて耳が痛くなったり、後方だと音が遅れて聞こえてきたり、どうしても場所によっては音に偏りが出てしまうのがライブの醍醐味でもありますが、今回凄かったですよ本当に!!!
まず、前方から、左右から、後方から、真ん中から。
至る所にスピーカーが設置されているので、左右の耳に均等に響き渡るんですよ。
そしてその重厚なサウンドよ!!
陳腐な言い方ですが、「まるで映画館の中にいるみたい!!!」という印象でした。
お腹にズンと響く音、そして左右から入り込む音の波。身体全体がサカナという音楽に包まれて、束の間ここは何処だったっけ?と思ってしまうくらいでした。
私はどうしてもライブを見ている時でも、「あー来週からまた仕事かー」とか悩みや不安を持っていることをぼんやりと思い浮かべてしまったり、集中して見る事ができなかったりするんですが、、、今回ばかりはどっぷりと音の洪水に漬かれました。
一郎さん曰く、「某フェスの3倍くらい予算がかかってる。赤字です!」というようなことを言っていたんですが、それも納得の設備と音。
そこまでしてファンに良質な音を届けたいという姿勢にも脱帽ですが、またチーム・サカナクションの凄さに毎度ながら感動してしまうんですよね。
エンドロールでサカナのカバー曲を歌っているのがあの世武裕子さんだったこととか!!
10周年を締めくくる今までのヒストリー的なメンバーの写真の映像とか。
ファンと一緒に歩んできた10年を感動的に締めくくってくれた今回のライブでした。
GO TO THE NEXT FUTURE with you!!
セットリスト
01.新宝島
02.M
03.アルクアラウンド
04.夜の踊り子
05.Aoi
06.シーラカンスと僕
07.壁
08.ユリイカ
09.ボイル
11.夜の東側
12.三日月サンセット
13.SORATO
14.ミュージック
15.アイデンティティ
16.多分、風
17.ナイトフィッシングイズグッド
(アンコール)
01.サンプル
02.ネイティブダンサー
03.新曲
04.目が明く藍色
久しぶりの一郎さん人形登場のバッハ。
踊り子さんはCG映像!
新曲はサカナクションらしからぬ(笑)拳の聴いた歌。というか一郎さんのテンション(笑)
一郎さん曰く「絶対売れないって思ったでしょ!」と言っていましたけど、サカナの音楽になると不思議と癖になる格好良さでした。個人的には結構好きだぞ!
シーラカンスと僕からの流れが素晴らし過ぎました。
サカナのライブに行くと、なんて時間が経つのが早いのだろう、もっと聴いていたい・・・と思ううちに終わってしまうんですよね。
最近ずっとフェスでしか見る事が出来ていなかったので、やっぱりワンマンは最高でした。
6.1CHサラウンドを体感してしまったら、他のライブハウスとか行けないわ。
(←その一週間後にZEPPのシロップライブに行った人)