No-music.No-life

ヤフーblogから移行しました。

多分、最初で最後の。

本日、2009年の仕事収めでした。

例年に比べて、そこそこ仕事があったけど、午後からはやることがなくなって、ひたすら掃除をしていました。

そして今日、やっと今後の見通しの話があり、
確実にこのまま何もしなかったら、ニートになるという事だけははっきりしました。


何にも捕らわれない、或る意味自由な状態ではあるけど、それは同時にとても宙ぶらりんな状態。

何かを目指す事だってし放題だし、全財産がなくなるまで休養したっていい。
腐るも前向くも自分次第で、いくらだって可能性はある。
良い方にも悪い方にも、どっちにだって転がっていけるし、這い上がっていける。


いくつか提示された選択肢の中から、これだけはないな・・・と考え悩んだ末出した結論だったのに、今頃になって急にそれに挑戦したくなってくる気持ちが湧き上がる。

このままニートになるって分かっているなら、やってみたいと思っている事を押し通す勇気だって必要なのではないか?
でもそれは、結局仕事を失う不安から逃げているだけなのかな。

なんだかよく分からなくなる。




そういえば転職して初めて、忘年会というものをやった気がする。

会社全体での飲み会に参加したのも、2回くらいしかないくらい、私は飲み会の類がとても苦手だ。
慣れない人と、慣れないお酒を飲むという事が何故かとても気疲れしてしまうのだ。

酒に走れるほど飲める訳でもないし、第一終電を気にして楽しめた試しがない。

だから今日は、部署内での小さな忘年会。
少人数で、いつも一緒に仕事をしている仲間達と飲むお酒は、多分今までで一番美味しかった。

仕事の話、何気ない日常の話、美味しいお酒と美味しい料理。笑い声。


何気ない事なのに、これがきっと最初で最後になるだろうと思ったら、何だか切なくて。
だけど、会社の人と(同期や先輩後輩だけでなく)、仕事を普段一緒にしている人とこんな風に楽しくのめたことなんて、今まで一度もなかった。

そう思ったら、本当にそれだけでもこの会社に入って良い人達に恵まれて、スキルアップできたこと、成長することが出来た事は、かけがえのない事なんだなあとしみじみと思った。


前の会社が酷過ぎたから、大抵の事は我慢出来たけど、
それを差し置いても私はとても恵まれていたのだと思う。

この場所にいられる期間はあと少し。

それが、ひどく悲しい。