星野台小学校5年1組の翔太たちは、探偵クラブ「51分署捜査1課」を結成した。いくつかの事件を解決し、ついに、町のはずれにある悪魔の巣窟のような屋敷、デオドロス城(僕たちが勝手に名付けた)にまつわる数々の怪しいウワサの真相を確かめるべく探険することに!潜入直後、突然ゾンビ女(?)が現れたかと思うと、庭の小屋の中で謎の消失!新たに女子2人が加わった「51分署捜査1課」は再び城に。今度は小屋の中で乳母車男(!?)の死体を発見してしまうのだが、その死体も消滅してしまう。やはりデオドロス城には何かただならぬ秘密が隠されているのだ――
歌野晶午さんの本です。
これは・・・児童向けに描かれた本なんでしょうか?
とても字が大きく、フリ仮名満載なんだけど、死体が出てきたりするという。
とても字が大きく、フリ仮名満載なんだけど、死体が出てきたりするという。
可もなく不可もなく、という感じではありましたけど、とにかく歌野さん・・・なんて凄い作家なんでしょう。
本当に歌野さんという人は、多才ですね。
まるで歌野さんの名前を語る覆面作家が複数で書いているのか?!と思ってしまうくらい、作品によって文章の書き分けがされていて、そしてそれに違和感がない!
上手いのです。
歌野さんはどういう作品を書くの?と言われたら、一口で言えない。
歌野さんはどういう作品を書くの?と言われたら、一口で言えない。
それくらい様々なジャンルを、様々な文体でかき分ける事が出来ちゃう。
そういう意味で感心しながら読んでしまった本でした。
でも、内容としては普通でした(笑)
でも、内容としては普通でした(笑)