火群のごとく

 

山河豊かな小藩、少年剣士たちは身内の死や身分の葛藤を越え成長してゆく。子供と大人の境にある凛々しく、まばゆい一瞬の季節を瑞々しく描いた青春時代小説。『オール讀物』連載を単行本化。

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あさのあつこさんの本です。

うーん…
やっぱりあさのさんの時代小説は、女の子が主人公のほうが断然面白いですね。
（現代ものだと、逆なんですが）

ページも厚めだし、なかなか物語に入っていけず、読むのに苦労してしまいました。

決して悪くはないんですが…
好みの問題なのかもしれません。

でも、少年から大人になるまでの微妙な心の揺らぎ。
あさのさんの繊細な描写にはいつもながら感心してしまいます。