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夜のだれかの玩具箱

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死期を前に忘れえぬ女性の面影を追って妻娘と旅に出る男。恋女房に去られ落ち込む職人を案じる若旦那の胸の内。少年時代の悔恨と、満開の桜の思い出が甦る亡き友の作文。父を看取る日を前に、夫との関係に揺れる娘に訪れた奇跡。切ない恋愛から艶めく時代小説まで自在に描き出す著者の才がしっとり冴えわたる六篇があふれだす小説の玩具箱。




あさのあつこさんの本です。

先日刊行された朝のこどもの玩具箱の姉妹編です。


仕舞い夏の海
うちの猫は鼠を捕りません
夢女房
お花見しましょ
蛍女
もう一度さようなら


の6篇を収録。

家族愛、青春、ミステリ、ホラー、時代小説、昔話の逸話――


まさにあさのあつこさんの入門編と言っても過言ではない小説集です。

こんなにも様々なジャンルを書きこなせる作家さんはなかなかいませんよ!

私の中では、「もう一度さようなら」が一番好きです。
これは「仕舞い夏の海」のその後の物語でもあります。

あさのさんの描く世界は、本当に幅広いですね!

・・・すいません。もっと面白かったことを表現したいのに、ショックが大きすぎて(別件で)頭が回りません。。。拙い文章で申し訳ない。