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クドリャフカの順番

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待望の文化祭が始まった。だが折木奉太郎が所属する古典部で大問題が発生。手違いで文集「氷菓」を作りすぎたのだ。部員が頭を抱えるそのとき、学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。盗まれたものは碁石、タロットカード、水鉄砲―。この事件を解決して古典部知名度を上げよう!目指すは文集の完売だ!!盛り上がる仲間たちに後押しされて、奉太郎は事件の謎に挑むはめに…。大人気“古典部”シリーズ第3弾。


米澤穂信さんの「古典部」シリーズ第三弾。
 
あー・・・・このシリーズ、今一つ魅力が分からないと思いつつ、何故か読んでしまう不思議なシリーズの中の一つなのですが、やっぱり・・・うーん、このシリーズの評価が高い事が私にはよく分かりません。
 
これは完全に好みの問題でしょうね。
日常ミステリ、嫌いではないのだけどなあ。
学園モノも、大好きなんだけどなあ・・・。
ライトノベル、嫌いというほど嫌いでもないんだけどなあ・・・。
 
なのに、何故かこのシリーズの登場人物が掴みどころがないというか、こんな名前の子なんているかいっ!と批判的に思ってしまったり、こんな話し方する高校生がいるかいっ!と突っ込んでしまったり、とにかくダメなんですよね。
 
で、特に私は謎解きが全然できない人なので、ラストに奉太郎がすらっと謎解きをしてしまう展開にも、「へ?!」というおいてけぼり感を、今回もやはり感じてしまうのでした。
 
米澤さん、面白いと思う作品と苦手だなあと思う作品の差が激しくて・・・。
でも米澤さんの本は、他にも気になるものがあるので読むのはやめません。
だって面白いやつは凄い面白いんですもの!