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僕だけがいない街

パッとしない漫画家でフリーターの藤沼悟は、事件や事故を看破するまで時間がループする現象・再上映(リバイバル)が起きるようになる。何度もリバイバルを経験する中、母が何者かに殺害され彼は突如18年前に戻る。小学生のころに起きた児童連続誘拐殺人事件と母の死の関連に気付いた悟は、過去と現在を行き来しながら事件の真相に迫っていく。
監督:平川雄一


実家に帰った時、兄が「これ面白いよ」と貸してくれた漫画でした。
 
名前だけは聞いた事があって、アニメも話題になっていたので興味はありました。
早速読んでみると・・・衝撃・・・!
 
漫画で衝撃を受けるのって、いくえみ綾さんの「潔く柔く」以来かもしれないです。
どんどんのめりこんでいって、一気読みしてしまいました。
 
この映画は原作の完結を待たずして映画化。
原作とは異なるラストになっているとは聞いていたけれど・・・
なんというか、、、急にありがちな展開で終わってしまって拍子抜け感が・・・。
 
藤原竜也のいつもより抑えがちな演技は自然でしたし、何より小学生時代を演じた子と「あさがきた」で子供時代を演じた鈴木梨央ちゃんの演技が上手い。
 
漫画でも雛月は好きなキャラクターだったので、上手い子がしっかりと演じているということで高評価。
 
しかし、あまりに出過ぎてもうお腹一杯状態の有村さん、愛梨のイメージとは全然違うよー・・・。
 
ちょっと露出(足とか)が多い服装でそれっぽい雰囲気を出しているんだけど、その違和感が最後までぬぐえず。
そしてもうぱっと見た感じから「こいつが犯人か」と悟れるキャスティング。
 
原作に割と忠実に作られている(3分の2くらいまで)だけに、最後の無理やりなラストと、意外性のない真犯人にちょっとガッカリ感がありましたね。。
 
アニメに対して原作が全然話題になっていなかった理由がなんとなく分かりました。。
 
ちなみに結局劇場で見なかった私は、au長期ユーザー特典で入手したポイント的なやつでauビデオパスでレンタルして観たのでした。
レンタルで見る分には娯楽にはなるかもね。
(3.5点)