No-music.No-life

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いなくなれ、群青

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11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凜々しい少女、真辺由宇。あるはずのない出会いは、安定していた僕の高校生活を一変させる。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎……。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。「階段島」シリーズ、開幕。


河野裕さんの本です。
 
書店で激プッシュされているのをよく見ていたのと、タイトルの秀逸さ、印象的なイラスト(女の子が可愛い)。
あらすじを読むと青春ミステリのにおい。
 
これは自分好みの作品かも、と期待し過ぎて・・・期待を高まらせ過ぎてしまったみたいです。
 
なんというか・・・私には合わなかった・・・
 
ユーザーレビューを見ると総じて評価は高めなので、好みの問題なのかもしれないですが・・・
どうにも文章が読みにくい。
くどいのかな、自分には合わない感じ。
 
また、登場人物に共感できなかったのとか、好感を持てなかったのも大きいかもしれません。
階段島って何だよ、と思った冒頭から、最後まで読み終えてもだから一体何だったんだよ、という疑問が浮かんだまま終わってしまった感じでした。
 
設定を設定として呑み込めなかった・・・。私には難しかったのか。。
 
1984年生まれということで同年の作家さんみたいです。
初読みでしたが、この本はシリーズものだそうで・・・。しかし続編を読もうとは思わなかったです。
 
期待が高過ぎたせいもありますが、それだけに残念でした。
ただこういう世界感が好きな人にはたまらないんだろうとは思います。
きっと、自分には合わなかっただけでしょう。。
(3.5点)