No-music.No-life

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あのころの、

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夢、あこがれ、自信。悲しみ、怒り、とまどい。不安、嫉妬、そして別れ……。
窪美澄瀧羽麻子、吉野万理子、加藤千恵、彩瀬まる、柚木麻子。
いま、エンタテインメント文芸の世界で熱い注目を集める、旬の女性作家6人が、
あのころ――女子高生時代――ならではのセンシティブな心模様、取り巻く情景を鮮烈に紡ぎ出す。
いまを全力で駆け抜ける現役女子高校生、かつて女子高生だったすべての大人の女性たち、
もちろん、女性達とともに伴走しつづけるすべての男性にも。
「あのころ」の記憶を持つすべての読者に贈る、珠玉の青春アンソロジー


窪美澄/瀧羽麻子/吉野万理子/加藤千恵/彩瀬まる/柚木麻子
 
窪さん、瀧羽さん、柚木さん目当てで読みました。
 
丹地陽子さんのイラストが凄く可愛い文庫です。
 
偶然なのか、ミッション系の女子高、女の子同士の恋みたいな設定が被っていたのが残念ではありましたが、文芸あねもねにも作品を寄せていた彩瀬まるさんの作品と、実話かな?と思われる吉野万理子さんの作品が特に余韻が残りました。
 
期待の窪さんと瀧羽さんは好きな感じ。安定感あります。
柚木さんや加藤さんの作品はあまり好みではなかったかな。
 
どうも、女子高とか女の子同士の恋愛系の話は苦手だったりしますね。
アンソロジーであまり満足したことがないですが、この作品はクオリティが高かったように思いました。
(4点)