池袋の繁華街。雑居ビルの空き室で、全身二十カ所近くを骨折した暴力団組長の死体が見つかった。さらに半グレ集団のOBと不良中国人が同じ手口で殺害される。池袋署の形事・姫川玲子は、裏社会を恐怖で支配する怪物の存在に気づく―。圧倒的な戦闘力で夜の街を震撼させる連続殺人鬼の正体とその目的とは?
誉田哲也さんの姫川玲子シリーズ。
ハードカバー版に続いて読んだのは、会社の方が文庫をくれたからです。
姫川班解散後、菊田のその後に世の菊田ファンが泣いたと思われる本作(笑)
原作の菊田はもうちょっと頼りないイメージだった気がするんですが、ドラマ版で西島さんが演じてから、原作でもちょっとイケメン的な扱いになっている気がするのは気のせいでしょうか。
今回の犯人は凄く淡々と死体処理をしていく感じですが、裏に色々と事情があったりして感情移入して読んでしまいますね。
それとガンテツがめちゃくちゃ丸くなっている気がする回でした。
そしてこのシリーズ、最新刊が出ていたのですね。
最近本屋チェックをしていないので疎くて疎くて。
早速図書館で予約です。
果たして姫川班復活はあるのでしょうか。
(4点)