「こんなに人を好きになったことはありますか?」僕の大学院にやって来た、魅力的な彼女。僕はひと目で恋に落ちた。だが、ふたりには恋が許されない理由があった・・・。今年最高のラブ・ストーリー!
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中村航さんの本です。
100回泣くことを越えたラブストーリー、と銘打たれているようですが。
別に彼女は病気でもないし、死にません。
が・・悪くないですね。
中村さんの作品って、多分人によって好き嫌いがあるんじゃないかと思うんです。
結構擬似語とか多いし。
割といい歳の男の子なのに子供っぽいというか、少年っぽい主人公が多いし。
割といい歳の男の子なのに子供っぽいというか、少年っぽい主人公が多いし。
でも、描かれている女の子がとても可愛い。
そして、恋愛にしてもなんにしても、この独特な世界観の描き方は、いつの間にか私もはまってしまっていて。
そして、恋愛にしてもなんにしても、この独特な世界観の描き方は、いつの間にか私もはまってしまっていて。
最初はダメだと思ったのに、今や中村さんのファンになってますからね。
今回は、なんと人妻との恋!です。
だけど、彼女は人妻研究員。
まだ若くて、大学院生の女の子なのです。
当然主人公の男の子は好きになってしまうし、そして女の子も・・
当然主人公の男の子は好きになってしまうし、そして女の子も・・
だけど、そこはドロドロにはなりません。
少しだけ彼女の年上という旦那さんという存在を感じながらも、二人はどんどん心を通わせて行きます。
果たして彼らはどうなったのか?
彼女たちの結末はハッピーだったのか、アンハッピーだったのか・・
彼女たちの結末はハッピーだったのか、アンハッピーだったのか・・
それは具体的には描かれません。
描かなくて、多分良かったのでしょう。
描かなくて、多分良かったのでしょう。
恐ろしく登場人物の少ない物語です。
これは、彼と彼女の物語なのだと思います。
これは、彼と彼女の物語なのだと思います。
うん、悪くないです。