夢を見ていた。ひと時の、自分にとって都合の良いだけの、短い夢を。
夢から覚めたら、目の前にはなんて事のない現実。
別に今までの生活に戻っただけだし、死ぬわけではない。
ダメージは耐えられないほどではないし、時間さえあればきっと元通りになる。
だけど、
今年はあまりにも辛いことが多過ぎた。
厄年とはいえ、神様がもし本当に存在するのならば、あまりにも残酷過ぎやしませんか。
恋愛のこと、仕事のこと、体調不良。
悪い方にしか向かっていなくて、底は一体どこまで続くのだろう。
幸せを味わえたと思った途端、一気にどん底。
あんまりだわ・・・
夢はやっぱり短くても夢で、思い出もすぐに薄れる。
だからこそ非現実的すぎて、悲しいという気持ちがすぐにはやって来なかったんです。
ようやく、今泣けた。
唐突に涙がどわっと。
あーあ、ほんとなにやってんだろう。馬鹿だなあ自分。