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月の影 影の海(上)

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謎の男、ケイキとともに海に映る月の光をくぐりぬけ、高校生の陽子がたどりついたのは地図にない国―巧国。おだやかな風景とは裏腹に闇から躍り出た異形の獣たちとの苛烈な戦いに突きおとされる。なぜ、孤独な旅を続ける運命となったのか、天の意とは何か――

兼ねてから面白いと聞いていた小野不由美さんの十二国記シリーズ。
 
一度読んでみたいなあと思っていたのですが、なかなか手に取るきっかけのなかった本でした。
年末年始の図書館の長期休館もあって、いよいよ手に取る時が来ました。
 
結果的に、上巻は何が何やら・・・といった混乱が襲いました。
主人公の陽子とまったく同じ気持ちです。
 
一体この人達は何なのか?
何故陽子はいきなり獣達に襲われなければいけないのか。
そして異世界へと辿り着き、元の世界に帰りたいと望む陽子の運命やいかに・・・
 
とにかく怒涛の展開が続き、ろくな説明がまだないのでまったく分かりません。
そして会った人はことごとく陽子を裏切るわ、過酷過ぎる戦いや運命に翻弄される陽子と共に、若干疲弊した私でした。
 
上巻では世界感に入り込めなかったのですが、果たして下巻は。
(3.5点)