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ミレニアム2 火と戯れる女 下

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リスベットは襲撃者たちを撃退した。だがダグとミアが殺され、現場でリスベットの指紋がついた拳銃が発見された。さらに意外な人物の死体も見つかり、彼女は連続殺人の容疑者として指名手配される。リスベットが犯人と思えないミカエルは彼女と連絡を取り、事件の調査を進める。やがてリスベットは、ある重大な情報をつかんだ。そしてミカエルはザラの正体を知るが……

スティーグ・ラーソンさんの「ミレニアム」シリーズ第二弾。
下巻です。
 
最近月末月初が忙しいので、必然的に残業、帰宅も遅くなるという状況な訳ですが、それでも読み始めた途端に気になって気になって、あと少しだと思うと寝る間も惜しんで読み切ってしまった下巻でした。
 
まさか、ザラとリスベットがそんな関係だとは・・・!全然想像できなかった・・・!
 
リスベットの友達のミミは、きっと殺されちゃうんだろうなあ・・・と思っていたのですが、いやはや・・・驚きの展開。
確かにリスベットに関わったことで事件に巻き込まれてしまったものの、まさかの展開でしたね。
 
ページ数がどんどん少なくなっていくのに、事件の終結どころかリスベットが死ぬんじゃないかという展開になっていって、え、これどうやって収束するの?ミカエルまだ来てないし!とハラハラドキドキ。
 
リスベットも、そしてザラも驚きの生命力でした、というくらいにとどめておきますが、ラストはもうどっぷりはまっていました。
 
すると、やはり第三部に続くということで、今第三部の上巻を読んでおります。
 
一筋縄ではいかないザラの周到さ。
死にかけたリスベットは果たしてどう決着をつけるのか?
 
そしてエリカが編集長を退くことになり、ミカエルはこの事件をどのように収束させていくのか。
 
色々気になる!
でもこの第三部で終わってしまうかと思うとまた淋しい気も。
でも気になるので読みますけどね(笑)
 
(4.5点)