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週末は彼女たちのもの

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婚約者に結婚の延期を告げられた女、新しい恋を失ったシングルマザー、彼氏の代役をさせられた大学生、永遠を信じない実業家。そんな男女に突然訪れる新しい恋の予感。信号待ちの横断歩道、偶然立ち寄ったバーのカウンター…。いつでも、どこででも恋は生まれる。臆病なあなたに贈る、人を好きになることのときめきと切なさに溢れた恋愛小説。


島本理生さんの本です。
 
恋愛小説はあんまり得意じゃない。
 
この本のあらすじを見た時、あ、だめかもしれない・・・と思ったのです。
でも島本さんの作品は読んでおきたいし、読みたい。
そう思って読み始めました。
 
ショートショートというには長いけど、短編というには短すぎる。
そんな散りばめられた短い話が、だけど実は登場人物がリンクして、一つの物語として大きく繋がっていると気付いた時、ようやく読み進めることができました。
 
なんだかやけに大人な感じ、オシャレだなあと思っていたら、LUMINEの広告として書かれた小説だったようです。
そういえば新聞で島本さんの小説だわ、と思った覚えがあって、その小説が一冊にまとまったものだそうです。
 
かなり字も大きくて薄っぺらいので、さらっと読むには読みやすくてよいかも。
でも、島本さんの小説は長編でじっくりと読みたいかなあ。
(3.5点)