一度読んでいるけれど文庫発売が待ち遠しいシリーズです。
一方的に別れを告げ、フィリエルの元から去って行ったルーン。
ルーンのいない日々を過ごすフィリエルは、死を覚悟する悲壮感を漂わせている。
ユーシスの竜退治についていくフィリエル達。
そして突然のルーンとの再会。
しかし、ルーンはフィリエルに再会できたことを歓迎するどころかすげなくフィリエルを突っぱねるのだった・・・
フィリエルが忽然と消えてしまい、その消えた3日間が、大好きな研究をもうつろに思えるくらい生きる価値のないような時間だったとルーンが告白し、抱きしめて大号泣するシーンが良いです。
そしてそこからのキスのやりとりも可愛らしくて微笑ましいです。
異端の組織の中、ルーンについていくと決めたフィリエル。
次巻もかなり気になります!
発売は4月とのこと。待ち遠しい!
(4.5点)