かのこちゃんとマドレーヌ夫人(文庫版・再読)

 

元気な小１、かのこちゃんの活躍。気高いアカトラの猫、マドレーヌ夫人の冒険。誰もが通り過ぎた日々が輝きとともに蘇り、やがて静かな余韻が心に染みわたる。

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万城目学さんの本です。

熱を出して三日ほど寝込むばかりだったため、あまりに時間を持て余しておりました。
兄に貸しっぱなしになっていたこの本が返ってきたので読み返しましたが、やけに後半のマドレーヌ夫人とかのこちゃんに涙を誘われるなあと思いながら読了。

今回で三度目ですが、かのこちゃんとすずちゃんの「ふんけーの友」の関係も素敵だし、犬と猫の垣根をこえた夫婦関係のマドレーヌ夫人と源三郎が好きです。

ところどころ笑える要素もあるけれど、それより感動が勝る3度目の読了でした。やはり鹿の話が出てくるところニヤリとしてしまいますね。

今日は待望の文庫化したしゅららぼんを買ってきて読んでいました。
新作も早く読みたい！
(5点)