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光る鶴 吉敷竹史シリーズ⑯

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捜査一課の吉敷竹史は、知人の葬儀で九州・久留米市へ。そこで出会った青年から、義父の再審への協力を頼まれる。二十六年前、三人の女性を殺して死刑判決を受けた「昭島事件」。すでに人の記憶は風化しており、冤罪事件を覆す証拠は見つかるのか(「光る鶴」)。――吉敷竹史は、なぜ刑事になったのか(「吉敷竹史、十八歳の肖像」)の他、文庫書下ろし(「電車最中」)を収録。


島田荘司さんの吉敷シリーズ。
 
既刊の吉敷シリーズだと、この本で最後か・・・。ついに読破してしまったようで、ちょっとさびしいですね。
 
警部になった吉敷のその後の事件、吉敷が刑事を目指すきっかけになった18歳のころの話の3編が収録。
 
個人的には「電車最中」が面白かったです。
 
今年秋には御手洗潔シリーズの最新刊が発売するらしい。しかも長編!
楽しみです。
 
吉敷はまた御手洗とはまた違ったタイプですが、地道に調査をして事件の真相をつきつめていくというところが嫌いではないです。
ぜhびともこちらのシリーズも続けてほしいですね。
(4点)