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西の善き魔女1 セラフィールドの少女

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15歳になったフィリエルは、はじめての舞踏会の日、燦然と輝くダイヤと青い石の首飾りを贈られ、幼なじみの少年ルーンに、それがフィリエルの母の形見であると告げられる。青い石は女王試金石と呼ばれ、王国でもっとも大切な宝石であることが明かされていく。それは自らの出生の秘密とつながっていた―。


荻原規子さんの「西の善き魔女」シリーズ。
角川文庫版で新刊として発売しているのを見て、とうとう購入してしまいました。
 
このシリーズと言えば、私と荻原さんの出会いのシリーズであり、そして荻原作品の中で私が最も好きなシリーズでもあります。
 
まだお互い子供ということもあり、フィリエルとルーンは喧嘩ばかり。
お互い憎からず思っているのに、口を開けば言い合いばかりしています。
 
平凡ながら幸せに暮らしていたフィリエルが、ひょんなことから自分の血について知る事になり、そこから明かされてこなかった過去がどんどん分かっていきます。
 
突然に訪れた事件、一時は絶望しかけたフィリエルも、自分が選んだ道に向かって突き進んで行きます。
 
 
この角川文庫版、巻末の佐藤多佳子さんの解説によると、何と全8巻なのだとか!
もう続きが気になって仕方ないのに、月一ペースで発売とはなんということ!!
 
全部揃えたら一気読みしたい!
やっぱり大好きなシリーズです。
(4点)