この面白さ、何者?エッセイをこえた超エッセイ本。『鴨川ホルモー』、『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』の万城目学が綴る、「作家の日常」&「奇想天外な世界」。「やけどのあと~2011 東京電力株主総会リポート~」収録。
万城目学さんのエッセイ。
私は小説を読むのは好きだけど、エッセイが好きではありません。
マキメ氏は私の中で「天才!」と思える作家なので、勿論小説も大好きなんですが、どうもエッセイとは相性が合わないようで。
前二作共に楽しめなかったという状況で、今回も恐る恐る手にしてみたのです。
ところが個人的には、三作目のこのエッセイが一番読めたかなあという感じ。
特にマキメさんの作品には馴染み深いひょうたんの話が熱過ぎて笑えます。
新作も連載中ということで非常に楽しみなところです。
マキメさんの頭の中の引き出しは本当に予測不能です(笑)
(3.5点)