No-music.No-life

ヤフーblogから移行しました。

ゴーストハント1 旧校舎怪談

イメージ 1
 
取り壊すと必ず事故が起きると噂されている木造の旧校舎。高校1年生の麻衣はひょんなことから、調査に訪れた<渋谷サイキックリサーチ・SPR>所長のナルの手伝いをするはめに。そこで彼女を待っていたのは、個性溢れる4人の霊能力者たちと、身も凍るような怪奇現象だった。旧校舎に巣くっているのは戦没者の霊か、それとも―?


小野不由美さんの本です。
 
実はずっと読みたいと思っていた作品でした。
図書館で発見し、早速1巻と2巻を借りてみました。
 
このシリーズを知ったのは、「なかよし」に連載されていた同タイトルの漫画(本作でもイラストを担当されているいなだ詩穂さんの)を読んだ事です。
なかよしをそろそろ買うの止めようかな、と思うくらい割と物ごころついた頃(中学生くらいか?)だったので、目が大きくて似たような絵の漫画ばかりでつまらなくなってきた頃、唯一と言っていいほど異彩を放っていた作品でした(面白かったから)。
 
いつか漫画買おうかなーなどと思っていたのですが、結局買わぬまま時が過ぎ。
小説が出ていると知ってから、読んでみたいなあと思っていたのであります。
 
元々、ティーンズハートで別タイトルとして刊行していたもののようで、個性的なキャラクターとホラーなんだけどちょっと気が抜けてしまうような惚けたやりとりもあったりして、まるで漫画を読んでいるような読みやすさです。
 
期待通り、という印象でした。
 
個性的なゴーストハンター達のキャラクターが面白く、泣く泣く助手を務める羽目になった主人公の実りそうもない片思いの行方も気になるところ。
全7巻だとか。
 
今2巻を読んでいますが、2巻の方が面白さが増していますね。
(4点)