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猟死の果て

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卒業を間近に控えた女子高生が殺された。それも全裸で。名門女学園に渦まく疑感のなかで、一人また一人…。ミステリーファンに驚愕のトリックを仕掛け続ける著者が、本格コードで挑戦する書下ろし長編意欲作。


西澤保彦さんの本です。
 
西澤さんの作品は、これで4作目かな。
今まで面白い作品2、そこそこ楽しめた作品1、という感じだったので割と期待して読んだのですが・・・
 
全く楽しめなかったです。
 
なんていうか、なんでこう、登場人物の一人一人に珍しい名前を付ける必要があるの?
そして、刑事のゴタゴタと女子高生殺害事件とが混合し過ぎて、この人は誰?あの人は誰だっけ?と混乱しながら読んでいて、結局最後まで楽しめませんでした。
 
内容的には結構暗めなんですけど、だからといって内容が濃い感じもしなくて。
 
うーん、ありきたりといえばありきたりなオチでもあり。
 
 
今日は非常についていない日だったので、読んだ本まで面白くなかったとなると、とにかく残念な気分になって仕方がありませんでした。
 
読み終わった後も「なんだかなあ」という印象しか受けず、煮え切らないしこりだけが残りました。