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黒の貴婦人

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タック、タカチ、ボアン先輩、ウサコの四人が、行きつけの飲み屋でいつも姿を見かける“白の貴婦人”と絶品の限定料理・鯖寿司との不思議な関係を推理した表題作「黒の貴婦人」。タカチに接近したくて自宅でパーティーを開いた新入生が女子大生刺殺事件に巻き込まれる「招かれざる死者」。四人の女子大生の合宿になぜか料理人として参加したタックが若者の心の暗部に迫る「スプリット・イメージまたは避暑地の出来心」。実業家が死後、愛人に残した不可解なメッセージ「ジャケットの地図」。ボアン先輩とウサコが、ご祝儀泥棒の謎を推理する「夜空の向こう側」。本格ミステリにして、ほろ苦い青春小説の決定版。




西澤保彦さんの本です。

前回読んだ、神麻さんシリーズの作品がなかなか面白かったので、早速別の本にも挑戦してみようと借りた本でした。

わっ!またシリーズものじゃないですか!

しかも、またしても変な所から読み始めてしまったので、時々話の中に入ってくる過去の事件やら何やらが分からないまま読み進める羽目に。

ただ、それを読んでいなくても問題なく短編として読めるものではあったのですが、シリーズものはやっぱり順番通りに読みたいものです。。。


うーん、でもこのシリーズはそこそこ楽しめたけど、神麻さんに比べたらどうも好きになれない感じだったかな。

多分、親の金で遊んでるお嬢様大学生、っていうのが許せないんだと思います(笑)

ただ、短編として読んでの評価なので、既刊の長編も読んでみたいと思いました。