行って参りました。
夏フェス!
本当は一番行きたかったROCK IN JAPAN FESの裏で行われた、
WORLD HAPPINESS 2010
2008年から開催されている夏フェスらしく、「大人向け、ゆるめの音楽」を中心としたフェスのようです。
<タイムテーブル>
12:30~ にほんのうた楽団
12:50~ LOVE PSYCHEDELICO
13:20~ 清 竜人
13:40~ MONGOL800
14:15~ 大橋トリオ
14:35~ Cocco
15:10~ カヒミ・カリィ
15:30~ RHYMESTER
16:00~ 口口口
16:20~ pupa
16:55~ 安藤 裕子
17:50~ サカナクション
18:10~ 東京スカパラダイスオーケストラ
18:45~ プラスチックス
メンツから見ても分かる通り、ロックではありませんね(笑)
ちなみに私が一番見たかったのは、言うまでもなくサカナクションでした。
12時半前に着くように向かったのですが、新木場に下車する人=フェス参加者な訳で。
トイレに寄ったらめちゃくちゃ並んでいて。
そして駅から会場までの道のりの誘導の段取りがあまりにも悪く、なかなか中に入れなくて苛々しました。
会場入りを待つ列の中で、一組目の「にほんのうた楽団」が始まり、終わっていきます。
そして次のラブサイケデリコへと進み、会場入りして早速ご飯で食べようと屋台村にて物色をしていたら、いつのまにか終わってしまっていました(笑)
とにかく夢の島公園で大音量でライブが行われているので、完全に筒抜け状態な訳です。
ぶっちゃけ、音を聞くだけだったらチケットなんていらないと思います。
そんな訳で、会場入りして受け取ったのは一人が座れる大きさのレジャーシート。
オリジナルのイラストが可愛らしいです。
リストバンドは紙製。
下手したら破れるのではないか?と危惧しながら付けてましたが、何とか大丈夫でしたね(笑)
さてさて。
もう時間もお昼を過ぎていることですし、
入場ゲートのすぐそばにある屋台村へと向かいます。
手ごろなお値段でお安く食べられる、をモットー?にしたこの屋台村。
やたらカレー比率が高かったのですが、キュウリとかトマトとかパインとか。
夏に食べたら美味しそうだ!と思う変わり種メニューから、かき氷・ドリンクを始めとしたメニューが並びます。
やたらカレーと肉関係の食べ物が多かったのが気になるところですが(笑)、
こちらをチョイス。
「チキンタルタルソースDON(丼)」
基本肉は好きじゃないのですが、鶏肉なら食べるのです。
思っていた以上にお肉が柔らかくてほろっとしていて、タルタルソースとの相性抜群。
美味しくいただきました。
食べている途中でまさかの雨がポツポツと降り始めたのですが、空を見れば日差しも見えている。
不安になりながらも、何とか土砂降りなどには見舞われなかったのですが、今日一日は曇りで、時々雨がぱらつく事があって不思議でした。
基本夏フェスというと照りつける日差しとの戦いな訳ですけど、今回のフェスはほとんど日差しに悩まされる事はなくて。
新木場の方なので風がとても気持ちが良いのです。
こんな雰囲気でまったりと見る事ができるフェス、熱かったです。
という訳で、何だか色々やっている間に、清さんのライブも終了。
Bブロックのチケットだったので、Bブロックでシートを敷いてまったりと見ようにも、
「遠っ!」
あまりのステージの遠さに笑うしかありません。
メインの大きなステージと、すぐ脇にそれより小さいステージが用意されています。
前方はAブロック、真ん中左右がBブロック、そして完全に外野席並みの扱いのCブロック。
Cブロックの人は、完全にモニターでしか見られないと思います。
もしくは双眼鏡がないと。
エリアが決まっているフェスって・・・。
何だか楽しむに楽しめないんじゃないだろうか、と思った次第です。
まあ人気が少ない端の方にシートを敷き、観覧。
高校の時に流行って私もよく聞いていたモンパチ。
「小さな恋のうた」「あなたに」「矛盾の上に咲く花」(タイトル忘れたけど、こういう歌ありましたよね)「ドントウォーリービーハッピー」(っていう歌もありましたよね?タイトル忘れたけど)などなどを歌っていました。
全部で6曲くらいかな。
とにかく懐かしいという思いで一杯でした。
そして大橋トリオ。
モンパチで立ちあがって見ていた人が一斉に座ってしまい、何とも寂しい感じに。
「はだかの王様」はやりましたね。
友達にもらった音源にタイトルがなくて、曲しか分からないやつを何曲か。
4曲くらい。
大橋トリオとサポートでギターをやっている人の方が目立って喋っていたのが印象的でした。
いやー凄いまったり聴ける落ち着く音楽でした。
もっとじっくり聞きたくなりました。
終了後、トイレ休憩。
Coccoはロッキンで何度か見た事があります。
「強く儚い者たち」「樹海の糸」と後は最近の曲を全部で5曲くらいかな。
しかし彼女は細すぎる・・・がりがりですやん。
昔めちゃくちゃ好きだったなあ。
次は、カヒミ・カリィ。
名前は聞いた事あるものの、曲は全く聞いた事なかったです。
癒し系な感じですね。
落ちついた声が結構好き。
次は、ライムスター。
なんか一時売れてましたよね。
そんなに人気だったか?と思っていたのですが、かなり盛り上がってました。
私は座ってまったり聞いてましたけど、ラップミュージックは観客を巻き込んで盛り上げる事ができるのが良いよね。
次の口口口のメンバーである、いとうせいこう氏をやたら推してました(笑)
お次は口口口(クチロロ)。
CDを知人から借りて聞いた事があったのですが、知っている曲は全くやってくれず。
でもとにかく盛り上がってましたよ。
いとうせいこう氏のラップがもう、良かった(笑)
めちゃくちゃ盛り上がってたなあ。
メインボーカルの人の声、好きなんですよね。
ラップミュージックとクラブミュージックの融合、っていうか。
彼らは凄い斬新な音楽をやっていると思う。
時報があんなに格好良く聞こえたのは、後にも先にもあの曲が初めてでしょう。
続いて、pupa。
初めて聞いた名前だなと思っていたら、メンツとしてはその筋では有名な方のようで。
ボーカルが原田知世さんなんです。
めちゃくちゃ可愛かったです。
ショートカットに、カラータイツにお洒落なファッション。
細い!そして声が独特の透明感があって凄く良いんです。
おっさんばっかりのバンドなのに、紅一点の原田さんの存在は一輪の花のようです。
思っていた以上にクオリティの高い音楽で好きになりそうでした。
一曲目が印象的。
お次は、安藤裕子。
CMで話題になった曲から始まり、全4曲。
可愛らしい雰囲気とは裏腹に、動きが激しい。
歌唱力ありまくりです。
ムーンライダーズの間に、トイレ休憩とご飯を買いに。
ダッシュで戻り、スタンバイOKです。
そして、ついにサカナクションです!
登場までにインストでの演奏、そしてそれがYMOの有名なあの音楽が入ったり。
そう、たったの3曲で終わりました。
それというのも、一郎さんがMCを入れたせいです(笑)
他のアーティストはほぼMCがない状態で音楽だけ、だったのに・・・・
3曲の間は思い切り弾けてやりましたけど、不完全燃焼とはこのことでしょうか(笑)
絶対ワンマン行きたいです!
そしてそして、スカパラ。
全く知っている曲はなかったですが、大人気です。
夕方に聞くスカは気分が良いです。
大層盛り上がっていました。
YMOを見たい気持ちはあったのですが、新木場は結構遠いので早めに切り上げる事に。
恵まれたのは、天気。
ほとんど強い日差しに悩まされることなく見る事ができました。
また、海風が心地良くて最高でしたね。
激しいロックではないけど、まったりと聴けるゆる~いフェス。
だからいかにもフェスに行きます!みたいな格好の人が少なかったのか。
年代的にも結構高めでしたし。
しかし、まだ体力があるうちにはロッキンに行きたいなと、ちょっと物足りなくも思いました。
小さいステージの音があまり良くなかったのと、時間厳守で展開が早いのは良い事なんですけど、小さいステージのアーティストの持ち時間が20分は酷い気がしました(苦笑)
とは言え、夏フェスの満足感は十分得られましたし、来年も何かのフェスには参加したいですね。