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株式会社ネバーラ北関東支社

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東京の大企業でバリバリ働いていた弥生の転職先は、北関東の納豆会社ネバーラ。働きマン、田舎でひと休み…できるのか!?“お仕事+納豆”小説。




瀧羽麻子さんの本です。

先日読んだ本がとても良かったので、もう一冊地元の図書館にあったものを借りてみることに。

うん!
やっぱり良い!
この作家さん、絶対お薦めです!


多分、瀬尾まいこさんが好きな人ならすんなりと入っていけると思います。
日常を描いているんだけど、ちょっとだけくすって笑えて、考えさせられて、それでいて最後にほっこりと温かくなる話を書く方なんだなあと、再確認した思いです。




東京でバリバリ働いていた弥生は、下請けの納豆会社・ネバーラ(ネバーランドと納豆をもじっているらしい)に転職した。

東京に本社を構えているものの、田舎にある支社ということもあって、何処となく緩い人たちが多い会社だけれど、
納豆をこよなく愛す社員や、地元の人たちに囲まれながら、少しずつその生活に馴染み始める弥生。

そこにやってきたのは、本社から期間限定で研修にやってきたという佐久間さん。
平穏だったネバーラ北関東支社の空気が少しずつ変わり始めて――




これって、茨城なんでしょうか?
考えてみたら、北関東だし。

電車やバスの本数も1時間に1本だし、東京まで2時間くらいというのも・・・・やっぱり?


私は茨城人ですが、
言う程納豆の種類が多い訳ではない気がします。

ああでも、都内のスーパーとかを見ると、少なく感じたからやっぱり多いのかな。

私は納豆が大好きなので、毎日1個は食べてますけど、このネバーラの課長のように1日3食は食べませんよ(笑)


本社に吸収されるかも・・・という結構切羽詰まった支社の状況なのに、何処となくゆる~い社員達に何だか癒されました。

弥生の決断は、きっと今後弥生の成長へと繋がっていくのだろうなと思えて、ほのぼの癒された本作でした。


イラストもとても可愛いので、ぜひぜひ。