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愚者のエンドロール

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文化祭の準備に追われる古典部のメンバーが、先輩から見せられた自主映画。廃屋で起きたショッキングな殺人シーンで途切れたその映像に隠された真意とは!? ちょっぴりホロ苦系青春ミステリの傑作登場!




米澤穂信さんの本です。

角川スニーカー文庫から出版されている、いわゆるライトノベルもの。

古典部」シリーズの第二弾になります。


ようやく分かりました。
私はこのシリーズというか、米澤さんのライトノベル系のシリーズものが得意ではないということに。

基本的に、どうでもいいことには興味を持たない、追及しない、どうでもいいと投げ出すタイプの私は、どうしてもこの千反田さんが「気になります!」と些細な疑問にそこまで執着しなくても?!というくらい突っ込むという事が理解出来ないのですよ・・・。

そしてその別段大きな事件がある訳ではないのに、周りくどくその謎を解いていこうとする折木の、自分だけは分かってるんだぜと達観しているような感じがどうにも気に食わない。

いや、折木は一番好きなキャラクターでもあるんですけどね。

うーん・・・今回も何でこんなに回り道して答えを出すかなあという感じがしてしまい、読むのに苦労しました。

でも、米澤さんの作品は好きなやつもあるから、読むのをやめられないのよ。
ああ・・