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GOTH ―リストカット事件―(再読)

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森野が拾ってきたのは、連続殺人鬼の日記だった。学校の図書館で僕らは、次の土曜日の午後、まだ発見されていない被害者の死体を見物にいくことを決めた……。

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乙一さんの本です。

久々に読みたくなり、一度読んでから古本屋で購入した単行本を再読することに。
意外とボリュームがあり、一日で読みきらなかったので、今日読み終えました。

ハリウッド版・日本版共に映画化が決まっているものの、製作が滞っていたらしいこの話ですが、ようやくキャストも発表されまして、今年12月に公開予定であるようですね。

公式サイトもあるけど、まだ全然情報がないのが不安なところですが。

フォトギャラリーを見ると、森野がなかなかいい雰囲気を醸し出してます。
個人的に、栗山千明のイメージなんですけど、まあ年齢的にちょっと厳しいか・・(まあ、まだいけるかもしれないけど)。
もうちょっと早く映画化してくれたら良かったのに。

まあ、逆にあまり有名じゃない人を使ってくれた方がいいかも。


それにしても、2度目はちゃんと大どんでん返しを理解していたので、初めて読んだ時程の衝撃はなかったですけど、やっぱり「犬」は読み返してみてもむむむ・・とうなってしまいますね。

どうにも不可解な点があったりもして。

は、予想外!っていう結末が好きです。

でも、辻村さんを読んでしまったせいか、やっぱり辻村さんの凄さを見せ付けられたような気がします。
何故って?
だって何度読み返してもやっぱり騙されてしまいそうになるんですもの!

これは描写の細かさとか、精密さなのかなあ。


だけど、やっぱり黒乙一の作品の中で一番にこの本が好きです。

映画、どうなってしまうのでしょう。。
期待半分、怖さも半分って所でしょうか。

どうか駄作になりませぬように・・

そういえば、結局「死にぞこないの青」は見てないや。
あまり話題にならなかったあたり、微妙だったんでしょうか?