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はっきり言って、私はこち亀が別に好きなわけでもない。
というか、絵が雑っていうか・・キャラに魅力を感じないっていうか・・
特に明確な理由はなかったが、何となくアニメも漫画も見ずにすごしてきた作品である。
特に明確な理由はなかったが、何となくアニメも漫画も見ずにすごしてきた作品である。
それが、なんだ。
読まないわけにはいくまい。
図書館でかなり予約待ちして、ようやく手元にやってきた。
休みの日に会社の近くの図書館まで取りに行って来た。
●第1話:幼な馴染み 大沢在昌 『新宿鮫』との競演が実現!なんと、両さんと下町・浅草で出会ってしまったから、さあ、どうなる? ●第2話:池袋⇔亀有エクスプレス 石田衣良 夢のコラボ第2弾は人気シリーズIWGPのマコトと競演!池袋へやってきた両さんがひそかに想う女性のために一計を案じ…。 ●第3話:キング・タイガー 今野敏 マニアも喜ぶネタで両さんを狙い打ち! ●第4話:一杯の賭け蕎麦-花咲慎一郎、両津勘吉に遭遇す- 柴田よしき 両さんとの手合わせに応じるのは、あの、保育士探偵!? ●第5話 ぬらりひょんの褌 京極夏彦 思い出の街・中野を訪れた大原部長、大学時代にぼろアパートで遭遇した怪異な事件の記憶がよみがえり…!? ●第6話:決闘、二対三!の巻 逢坂剛 日本推理作家協会前理事長が「御茶ノ水警察署」シリーズで両さんワールドに殴りこみ! ●最終話:目指せ乱歩賞! 東野圭吾 最後のバトンタッチを受けた直木賞作家が禁断の文壇ネタでオチを飾る!
読み終わった感想。
という感じでしょうか。
ちょっとこれはどうなんだ・・という話もあったりするけれど、基本的にはあの問答破りな巡査長であることには変わらないのだけど、それぞれの作家が同じ登場人物を独自の筆で書いて物語を作り出す-
こういう企画ものって、なかなかなかったと思いません?
今回石田さん以外全てはじめて読んだ作家だったのですけど、なかなか面白かったので他の作品も読んでみようかなと思ったり。
基本短編なので、少し物足りなさもあるけれども。
娯楽として読むには最高です。