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5年3組リョウタ組

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教師だって、男子なのだ。茶髪イマドキ熱血系、リョウタ先生の奮闘記。泣けるほどリアルで、痺れるほどみずみずしい教育&青春小説。
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石田衣良さんの本です。予約するのが遅かったせいで、大分待ちました。

厚さはそれなりなのですが、一枚の紙の薄さが結構なもので、大分読んだと思っても、まだ半分みたいな感じでした。


読み終わっての感想は…石田さんは変に恋愛モノを書くよりはこういう話の方が良いんじゃないかという事でしょうか。
但し…私と同い年のはずの主人公に、全く感情移入が出来なかったのは何故でしょう?

若くて、単純で、考えるより体を動かす方が性に合っているリョウタ先生の考えがポジティブなせいもあるでしょうが(私はネガティブ)、それにしても…うーん、今時こんな先生いるのかなあと思ってしまいました。

クラス競争よりも子供を大事に、親身になってくれる先生。しかし五年生はこんなに素直だろうか?と疑問に思ったり。
また、児童と先生の話というよりは、「教師の」話と言った方が正しいと思います。

余談ですが、やっぱり石田さんの描く女性は私好みじゃないようです…

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あと、来月池袋ウエストゲートパークの最新刊が出るようで!
これは楽しみ。
やっぱり一番好きなシリーズですよ。

それにしても、石田さんの発刊ペースの早さには脱帽ですわ。