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IWGPコンプリートガイド

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著者に聞く創作の秘密から、全エピソード解題、キャラクター紹介など、IWGPの物語世界を徹底解剖するファン必携のガイドブック。


石田衣良さんの本です。
 
池袋ウエストゲートパーク」もついに最新刊でシリーズ第10弾、ということでコンプリートガイドが発売されました。
勿論図書館で借りたものですが、やっぱりこのシリーズが一番好きです。
 
今回は私には嬉しい、石田衣良さん×辻村深月さんの対談も収録。
石田さんの話よりも、辻村さんの話に「へえ!そうだったんだ!」と思う部分を見つけてテンションが上がった私でした。
 
そうそう。
私が高校1年生の時にドラマが放送していて、友達が「キング格好良い!」と騒いでいたのを、キングって何だ?って思って全く話についていけなかったのが出会いだったかもしれません。
そして地元の友達の家に行くと「池袋ウエストゲートパーク」の本があって、「面白いよ!」と言われていたのに、何となく人気作家の本は読まないって昔は偏って読書をしていたので(というより、高校時代は漫画を読む比率の方が高かったかも)、社会人になるまで読む事はなかったんです。
 
で、読んでみたら面白い。
しかもはまってしまって、「面白かった!」と友達に興奮して報告したら、「だから面白いって前から言ってたでしょ・・」と呆れられたり。
 
イラスト付きのキャラクター紹介、短編も収録、各ストーリーの解説、池袋のマップと共に本作に登場した場所の解説があったり。
IWGPファンにとっては嬉しい一冊になっています。
(短編は微妙だったけど・・・)
 
辻村さんとの対談で、マコト派かタカシ派か?という内容があって、辻村さんはタカシ派らしいのですが・・・
私、一番サルが好きなんですよね・・・。
変わってますか?(笑)
死んだ姫を一途に思い続けているところがなんか好きなんだよなあ。
マコトもタカシも好きだけど、サルが出てくる回が一番楽しんでいるような・・・。
あと、マコトのお母さんも好きです!
重い話でも、母がいるだけで場が明るくなる。素敵です。