ミステリーの「今」を読みたければ、池袋を読め。刺す少年、消える少女、潰し合うギャング団…命がけのストリートを軽やかに失踪する若者たちの現在を、クールに鮮烈に描く大人気シリーズ第一作。
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知る人ぞ知る、というかもうドラマ化されてるものなので、名前は聞いたことありますよね。
いや・・しかしこれは面白かった。
すいすい読めちゃう感じというか。
すいすい読めちゃう感じというか。
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池袋って嫌なイメージしかなくて、街は汚いしウザイキャッチとか柄の悪い若者だとかとにかく空気が淀んでいる気がして本当に好きになれないんですよね。
で、この本を読んでより一層池袋が苦手だと思ったのと同時に・・実際こういう風にチームがあって、それがキングによって秩序正しく統一されているのだったら、それはそれで何か凄いかも、だなんて単純に思ったり。
主人公・真島誠は高卒のプー。実家の果物屋を手伝いながら自由気ままに暮らしている・・
という時点で、何だよこいつ働くか勉強するかしっかりしろよ!と思ったのも一瞬で、何やらこの主人公がいい味を出しているのです。
最初のイメージは、ガン黒のちゃらちゃらしたギャル男。
それが頭の切れる好奇心旺盛な池袋男。
そこから、意外にまともで友達思いで頼りになる男・・という風にイメージが変わっていく感じでした。
それが頭の切れる好奇心旺盛な池袋男。
そこから、意外にまともで友達思いで頼りになる男・・という風にイメージが変わっていく感じでした。
池袋の町で起こった殺人事件。
チームの仲間が殺されたことで、池袋のチーム全体で犯人探しが始まったり。
同級生のボーイフレンドを助けるため、スピードの裏取引を暴きだしたり。
または池袋内で内戦が勃発し、それを沈める為に奔走したり・・とテンポよく話が進んで、どんどん引き込まれました。
チームの仲間が殺されたことで、池袋のチーム全体で犯人探しが始まったり。
同級生のボーイフレンドを助けるため、スピードの裏取引を暴きだしたり。
または池袋内で内戦が勃発し、それを沈める為に奔走したり・・とテンポよく話が進んで、どんどん引き込まれました。
にしても、このシリーズ・・相当出ているようなので順番に読み進めていくのが難しそう。
しかも図書館に行ったら中途半端な3巻とかしか置いてなくて、とりあえず外伝は借りてきたのですが・・これは文庫を買うしかないかも?
石田衣良さん・・はまりそうです。