SNSで課題をクリアして「いいね」を獲得するゲームが若者に流行。次第にエスカレートする課題に「いいね」欲しさに挑み、ある者は大怪我を、ある者は命を落とすという事態に……。怪我した高校生の妹と共に卑劣なゲームの管理人をあぶりだそうとするマコトとタカシが仕掛けた大掛かりなトラップとは。
スキャンダル一発ですべてを失う芸能人、お手軽な欲望が横行する出会いカフェ、病んだ身内をひた隠しにする親族監禁――どこか現実の事件を思わせる事件を、池袋のトラブルシューター、マコトとGボーイズを率いるキング、タカシが軽やかに解決する4篇を収録。
石田衣良さんの本です。
シリーズ再開後、前ほどのめりこむように読めなくなったのは、時代が変わってもマコトは歳をとらないからなのか、私が歳をとったということなのか。
以前ほど大きな事件は起こらず、ハラハラドキドキさせられる展開が少なくなったような。。
好きなシリーズなので新刊が出れば読み進めていくとは思いますが、以前のような疾走感みたいなものが感じられなくなってきたのは、個人的な感覚なのでしょうか。
ゼロワンとパンケーキのミスマッチさは可愛かったですが。
(3.5点)