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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール

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「愛のために」「イージュー★ライダー」「さすらい」など数多くのヒット曲を世に送りだしてきた奥田民生を敬愛する35歳の編集者コーロキ・ユウジは、ライフスタイル雑誌の編集部に異動することに。不慣れな環境に苦労しながらも日々奮闘していたある日、仕事で出会った天海あかりを好きになる。それ以来彼女にふさわしい男になろうと仕事に打ち込み、デートの時も一生懸命頑張っていたが、何をやっても空回りしてしまい……。
監督:大根仁

大根監督作品ということで気になっていた映画。
 
しかし私、水原希子があんまり得意ではない・・・ので、観るか観まいか迷っていました。
 
うーん・・・これは・・・・
水原希子が苦手な人には結構キツイ映画かもしれません。
 
めちゃくちゃスタイルがいいので、下着姿とか凄く綺麗でした。くびれもあって、手足細!長!って感じで。
しかしこの「狂わせガール」の魔性ぶりよ・・・
 
そういうキャラというのもあるけど、喋り方がかなりぶりっこな感じです。舌足らずというか。。
モデルは喋らない方がいいと思っている自分は、改めてそう思いました。
 
でもまあ、男を狂わせるほどの魔性の女役を見事に演じていると言えばそうなのかもしれません。
 
で肝心の話ですが、結局何かよく分からなかった・・・の一言につきます。
 
早々にいびきが聞こえてきたり、広いスクリーンで4,5人くらいしか観客がいないのも頷ける内容。
奥田民生になりたい男子が魔性の女に出会って振り回されて三角関係のもつれにまきこまれて、結局その女はどこかへ・・・みたいな。
なんじゃそりゃ展開。
 
それでも大根監督なので、オサレ雑誌編集部の見せ方とか、雑然としているようでお洒落なコーロキの部屋とか、映像では飽きさせないところはさすが。
 
また大根監督と言えばのリリー・フランキーのうざいキャラクターは凄くインパクトがあったし、安藤サクラの個性派コラムニスト役はぶっ飛んでいてかなり印象的でした。
 
しかしなあ・・・ひたすらにチューだのなんだのいちゃつきシーンが続き、奥田民生の歌が沢山流れるんですが、どうもなんか合っていないんですよ。。無駄使いな感じ。
 
映画を観て「つまらん!」と思うほどの印象はなかったのですが、ある意味で何の印象も残らない、という印象だったのかも・・・
 
私は奥田民生にそんなに詳しい訳ではないのですが、もう少し奥田民生という男の格好良さが伝わる内容だったら良かったなあ・・・と思ったりします。
正直、映画からそういうのが伝わってこなかったです。。
(3点)

毎回観てしまう是枝監督最新作の「三度目の殺人」を観るか迷ったので、今度はそちらを観に行こうと思います。沼田まほかるさんの「ユリゴコロ」もちょっと気になっております。