舞台はイギリス。選挙で勝利をおさめた“健全健康党”は、なんと“チョコレート禁止法”を発令した!国じゅうから甘いものが処分されていく…。そんなおかしな法律に戦いを挑むことにしたハントリーとスマッジャーは、チョコレートを密造し、“地下チョコバー”を始めることにした!チョコレートがこの世からなくなったら、あなたはどうしますか?禁チョコなんて、ダイエットのときしかしたことない!読めばきっと、チョコレートが食べたくなる…。
アレックス・シアラーさんの本です。
引越してから通勤時間がかなり短くなったので全然本を読む時間がありません(家でもあまり読んでいない)。
図書館が近くになくなってしまったので、家にある本を読んだりしていたのですが、会社の人のオススメということで貸していただきました。
この本・・・物凄いチョコレートが食べたくなります!(笑)
思わずチョコレートケーキを買ってしまいましたし。
主人公の少年二人と、その周りの大人たちの魅力溢れるキャラクターがいいです。
また、政治への無関心がいかに大変な事態を引き起こす可能性があるか、という戒めにもなっていて、二重の意味で楽しめました。
私も選挙権を放棄することがとても多くて・・・もしチョコレートを前面禁止という政党が国を治める事になった時、それは自分の責任でもあるのだと思うと考えてしまいました。
そしてチョコレートの描写がとにかく美味しそうなんです。
この本を読んだら絶対にチョコが食べたくなること間違いなしです(笑)
(4点)