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海街diary

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鎌倉で暮らす、幸、佳乃、千佳。そんな彼女たちのもとに、15年前に姿を消した父親が亡くなったという知らせが届く。葬儀が執り行われる山形へと向かった三人は、そこで父とほかの女性の間に生まれた異母妹すずと対面する。身寄りがいなくなった今後の生活を前にしながらも、気丈かつ毅然と振る舞おうとするすず。その姿を見た幸は、彼女に鎌倉で自分たちと一緒に暮らさないかと持ち掛ける。こうして鎌倉での生活がスタートするが……。

監督:是枝裕和

是枝監督作品は、空気人形から皆勤賞です。
安定して面白いというか、満足できるので毎回観てしまいます。
 
この映画のキャストが発表された時、「なにこの美人姉妹は!」って思った人は私だけではないでしょう。
 
しかも、綾瀬はるか長澤まさみといえば、映画版とドラマ版でセカチューのヒロインを演じた繋がり。
思えば共演したことってなかったんですねえ。
 
映画としては、ある意味で唐突に、起承転結というはっきりした動きがないままエンディングを迎えます。
ただ、タイトルが「diary」であることを考えると、日常を描いているという点ではすとんと納得できるような気もして、好みが分かれるかもしれませんね。
私は割とこういう終わり方も嫌いではないのですが。
 
綾瀬はるかが長女、と思うのですが、もう30歳なんですね。
しっかりとしたお姉ちゃんを演じていて違和感はあまりなかったです。
 
長澤まさみは最近こういう酒好き、男好き、露出多めのはすっぱな感じの役が多い気がするけど、昔みたいに清純派って感じの役より合っている気がします。
一番露出が多いのと、余りあるスタイルの良さは見ていていやらしい感じはなくて潔いほど。
しかしこんな遅刻とか多そうな感じでも、銀行に勤められるもんですかねえ。どうやって滑りこんだのか(笑)
 
夏帆の役は三女ということでちょっと地味目だったかな。
個性派な趣味、格好も奇抜(お洒落ではあるが)なのだけど、あまり目立たなかった感じかなあ。
もうちょっと出番があっても良かったような。
 
で、広瀬すずです。
この映画は完全に広瀬すずのためにあったと言っても過言ではないのでは。
 
個人的に舌足らずな声が苦手なんですけど、可愛いですよね。(お姉ちゃんのアリス派ですけども)
ドラマの「学校のカイダン」は底辺女子高生役に無理がある感じ(容姿が可愛すぎる)だったので、今回家庭の事情により年齢より大人びてしまった女の子役が凄くはまってました。
舌足らずな喋り方も末っ子という役柄にはぴったり。
 
まえだまえだの弟君と桜のトンネルを自転車で駆け下りるシーンとか、凄くいい表情をしてたなあ。
是枝監督は少年少女の魅せ方が凄く丁寧で好きです。
(そして、まえだまえだの弟君も今回脇役なのに自分の中で印象に残っています)
 
物語としてはちょっと上手く行き過ぎでは?という感じもあったりしたものの、割と満足。
脇役陣も豪華且つ演技派ばかりなので間違いないキャスティングでしたね。
 
で、どうでもいいんですけど・・・3姉妹の巨乳が気になって仕方なかったです(笑)
長澤まさみ以外は露骨に露出しているシーンはないんですけどね。女子なのに思わず釘付けになってしまうキャスト達でした。
 
総じて美人四姉妹(脇役の風吹ジュンさんとか大竹しのぶさんとか含めて)がメインの映画なので、目の保養になります。やっぱり綺麗だわ。
 
と、本編とは全然関係ないところを見てたりしましたが、なかなか良かったです。
鎌倉っていいところですねー。風景が素敵でした。
 
(4点)