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鍵泥棒のメソッド

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銭湯で転倒し、頭を強打。記憶を失った羽振りのいい男。居合わせた売れない貧乏役者・桜井は、出来心からロッカーの鍵をすり替え、彼になりすます。が、その男はなんと、誰も顔を見たことのない伝説の殺し屋だった!桜井は男にきた大金の絡んだ危ない依頼を受けてしまい大ピンチに。一方、記憶を失い自分を桜井だと思い込んでいるコンドウは、真面目に努力して、役者として成功することを目指し始めてしまう…。


麻井みよこさんの「鍵泥棒のメソッド」のノベライズです。

 
内田けんじ監督の映画が面白かったので、ふと見かけて手にとって見た本です。
 
映画は堺さん演じる桜井と殺し屋のコンドウを演じる香川さんが中心ですが、この本は広末涼子が演じる香苗目線で進んでいきます。
 
前半は映画とは別の視点から見るという楽しさもあり、テンポも良いので読みやすいです。
しかし後半は誰が誰やら分からなくなる感じ。
読みやすいのですが、映画を見ているからあらすじを理解している、というのは大きいのかも。
 
ぜひとも映像で観てから読む事をオススメします。
 
また映画を見たくなりました。
(3.5点)