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自虐の詩

子どものころから不運続きの幸江は、乱暴者で酒飲み、仕事もせずギャンブルに明け暮れるダメ亭主イサオに健気に尽くしていた。見かねた隣人に別離を勧められ、パート先の店主にしつこく言い寄られようとも、イサオと一緒にいることが何よりも幸せ。そんなある日、刑務所帰りの父親が幸江の前に現れる――


監督:堤幸彦


特に興味もなく見る事もないだろうと思っていた映画。
ひょんなことからDVDを貸してもらう事になり、いつか見なければと気が進まなかったんです。
 
ただ、今年ももう終わりですし、今日見なければ見る機会はない!と思い、早速見る事に。
 
後半の展開がいまいち理解できなかったのですけど(イサオが何故現在の状態になったのかとか)、中谷美紀が上手かったので最後まで見る事はできました。
 
どんなに幸薄そうで地味な格好をさせても、綺麗な人は綺麗だからなあ、、、と思いつつ、中谷さんは上手いですね。
ラストの熊本さんとの対面シーンで思わず感動していました。
 
それにしても、貧乏の話は昔を思い出すから何だか身につまされる思いで・・・。
ちゃぶ台返しのシーン、せっかくのご飯が・・・と食べ物を無駄にしているのがどうにも気になってしまいました。
 
途中で断念するほどつまらない訳ではなかったですが、可もなく不可もなくという感じでした。
(3.5点)